プーファフリーダイエット
本ページはプロモーションが含まれています

塩は何群?塩大さじ1何グラムかと言えば15から18グラム!

塩 何群

元々、私たちの体は塩を貯蔵しています。
成人で約200〜300gの塩分が貯えられています。

 

人間の体は約60兆個の細胞からできており、
1個1個が細胞内液で満たされています。
その細胞がきちんとした形を保つためには、
細胞外液との浸透圧が同じである事が必要です。
これを「等張性」と言います。
等張性を保つためには、
ナトリウムは欠かせません。

 

塩は生きていくために絶対に必要な物質なので、
私たちは塩を美味しく感じるようにプログラミングされています。
そのため、塩分を過剰摂取するというジレンマも生まれます。

 

人間だけでなく動物も同様に
生命維持のために本能的に塩を求めます。

 

日本は周りが海に囲まれているので、
塩の入手が比較的簡単でした。
湿度の高い夏にも食品を腐敗させずに、
保存するためにも塩は欠かせませんでした。
塩で食品を保存する技術は奈良時代からありました。

 

一昔前までの日本の食卓には、
味噌汁、漬物、梅干し、塩鮭、佃煮など、
塩味の強いものが並べられていました。

 

海に囲まれた日本の食生活は昔から塩分が多く、
日本食文化は「塩漬け文化」と呼ばれていました。

 

健康食として誇れる和食の
唯一の欠点は塩分過多です。

 

元々日本では非常に良質な
自然塩が多く流通していました。

 

ところが、太平洋戦争の敗戦後に
アメリカ軍がやってきて日本の塩を
ほとんど規制してしまいました。
その結果、民間で塩を作ると規制違反となるため、
精製塩が世の中に出回るようになったのです。
その結果、自然塩を作る能力が低下してしまいました。
今はそのような規制も無くなったのですが、
アメリカ軍による規制の弊害は大きく、
今でも自然塩を作る能力が不足しています。

 

塩は多くの日本人から敵視されています。
現在、40〜75歳の日本人の男性の約6割、
女性の約4割が高血圧であるとされています。

 

高血圧の状態が続くと動脈硬化が進行し、
脳卒中や急性心筋梗塞などに繋がります。

 

日本人の塩分の平均摂取量は1日13.5gです。
厚生労働省は目標値を1日10g未満としています。
日本高血圧学会は目標値を6g未満としています。

 

塩分は高血圧の元凶と言われています。
戦後の日本は高血圧性脳出血が
死亡原因の第一位でした。
その大きな原因は食事で摂取する塩分でした。

 

癌、脳梗塞、心筋梗塞などの深刻な病気も
塩分の過剰摂取が一因と言えます。

 

塩分の過剰摂取が原因とされる腎臓疾患もあります。
腎臓は一度機能が壊れると簡単に修復したり、
再生する事ができない臓器なので、
現在の腎臓機能を高める事が最善の対策になります。

 

東北地方などの寒い土地では
沢山の野菜を作る事ができません。
そのため、野菜を塩漬けにして
保存されるようになりました。
こうして、東北地方では漬物作りが盛んになりましたが、
高血圧性脳出血を発症する人の割合が多くなりました。

 

これを理由に日本では減塩運動が始まりました。
日本が世界一の長寿国になった直接の理由は
日本の食事が塩辛い食事から薄味の食事に
次第に移行した事であったと考えられます。

 

しかし、この減塩運動には盲点があります。
減塩運動が「塩の量」のみに着目し、
「塩の質」には気にも留めていなかった点です。

 

塩は大きく自然塩と精製塩に分類されます。
自然塩はさらに岩塩や海塩に分類されます。

 

自然塩と精製塩の決定的な違いは
塩化ナトリウム以外のミネラル成分が
含まれているかどうかです。

 

自然塩はマグネシウムや
カルシウムが豊富に含まれ
健康的な塩と考えられますが、
精製塩にはミネラルの多様性が全くなく、
海水に含まれているマグネシウム、
カルシウム、カリウムが取り除かれています。

 

当然、自然塩が望ましい訳ですが、
自然塩に明確な定義がないため、
各企業が宣伝文句として使っているだけで、
本物の自然塩とは程遠い紛い物も少なくないようです。
「自然塩」という表示だけで判断するのは早計です。

 

お勧めなのは岩塩です。
岩塩は地殻変動で陸地に閉じ込められた海水が、
自然に長い年月を経て蒸発、結晶化したものです。
他にも、湖の水を蒸発させて作る湖塩などがあります。

 

塩が原因で高血圧が発症する人は
人口の10%にあたる塩感受性の高い人です。
高血圧患者数はもっと多いです。
高血圧の原因が塩だけであるはずがありません。
自然塩を摂る事によって高血圧が
改善する例も少なくありません。

 

体には細胞の外側の海と内側の海があり、
ふたつの海は常に流動しています。
流動する事によって細胞の老廃物は
腎臓に送られて処理されている訳です。
しかし、水か塩の一方でも不足してしまうと、
この過程が遮断され細胞の機能が低下します。

 

生命の基本単位である細胞を維持するためには、
充分な量の自然塩が必要になります。
細胞の老廃物を排出するためには、
細胞内海で水と結び付くカリウムと
細胞外海に集まるナトリウムが必要であり、
マグネシウムやカルシウムはふたつの海の
連絡を手助けする役割を担っているからです。

 

地球の表面の70%は海に覆われています。
かつて生命の源は海の中で育まれていました。
魚類、爬虫類、哺乳類など、
あらゆる生命は海から誕生したのです。

 

一部の生命は陸に上がりましたが、
多くの生命は海に残りました。

 

昔、塩は金銀に匹敵するほどの貴重品でした。
塩を貨幣として使っていた時代もありました。
また、長寿の妙薬としても珍重されていました。

 

昔のエジプトでは塩が給料として支払われていました。
サラリーマンの「サラリー」の語源は「ソルト」です。
サラリーマンとは「塩を貰う人」という意味です。

 

古来、人は海水浴で様々な病気を癒してきました。
塩浴とは、自宅でできる海水浴とも言えます。
今は世界のホテルのバスルームにも
塩の小袋が備えられている時代です。

 

人間の血液は海水の組成とほぼ同じです。
母親の体内で胎児を育んでいる羊水も、
海水と共通した組成を持っています。

 

人間の体の内側は海そのものなので、
自然塩には拒絶反応を起こしません。

 

皮膚の生理機能上、
水と塩以外はすべて異物です。

 

塩浴は生体機能と完全に一致した自然な入浴法です。
たっぷりの自然塩を溶かした高濃度塩湯を作り、
髪や体に塗って撫でるように洗うシンプルな入浴法です。

 

塩浴に必要なのは自然塩とお湯だけです。
石鹸もシャンプーも使いません。

 

皮膚に触れるのは自然塩とお湯だけなので、
合成化学物質が入ったシャンプーや
ボディソープを使うよりずっと安心です。

 

とてもシンプルな入浴法なのに
髪や肌の調子が劇的に良くなります。

 

皮脂と汗が適度に分泌していれば、
肌本来の洗浄力と再生力によって
艶のある清潔な肌を保つ事ができます。

 

ところが、石鹸やシャンプーを使ってきた現代人の肌は、
古い皮脂、老廃物、残留物などが毛穴に詰まって、
塞がれている可能性が非常に高いです。

 

塩の凄さは浸透圧にあります。
浸透圧には汗を呼び出す働きがあります。

 

適度な量の汗が常に出ていれば、
古い脂や皮脂腺の詰まりが改善されて、
その後に汗や新しい皮脂、
老廃物が出てきやすくなり、
新陳代謝が活発になり、
古い角質が勝手に剥がれ落ちます。

 

塩浴の具体的な手順は、
お湯が入ったペットボトルに
溶けきらない量の自然塩を入れて飽和食塩水を作り、
湯船に浸かって全身を温めてから、
湯船から出て、頭、体、脚の順に飽和食塩水を塗ります。
その後、お湯で全身を洗い流して、
再び湯船で全身を温めてから
仕上げに冷水を浴びます。
冷水は皮膚呼吸を正常化させます。

 

入浴後も体の芯から温かくなり、
湯冷めしにくい体になります。

 

塩浴を始めると、古い皮脂や、
皮膚の奥に閉じ込められていた老廃物、
毒素などが汗と一緒に一度に出てくるので、
小さな吹き出物ができる場合がありますが、
これは一時的に表れる好転反応であり、
塩浴を続けているうちに治まってくると思います。

 

塩浴の目的は自分の皮脂で肌の状態を整える事です。
塩浴を数週間続ける事によって、
本来の健康な髪と頭皮が蘇り、
シャンプー、コンディショナー、ボディソープは不要になり、
乾燥しにくい肌質になります。

 

長期旅行の際は、
シャンプー、コンディショナー、ボディソープの代わりに、
自然塩を持っていくだけでいいので、
荷物が少なくて済みます。

 

ケミカルなものを使わないので、
環境汚染にもなりません。

 

塩は洗濯用洗剤代わりにもなります。
通常の洗濯用洗剤と同じように、
少量の塩を入れて洗濯機を回すと
それなりに汚れが落ちます。
塩を使うのであれば
排水で環境を汚す事もありません。

 

自然塩と精製塩のメリットとデメリット

メリット デメリット
自然塩 ミネラルが豊富。 価格が高い。
精製塩 有害な重金属を含まない。 血圧を上げる。

 

自然塩の種類

種類 原産地
岩塩 北米、ヨーロッパ、アジア内陸
海塩 日本、メキシコ、オーストラリア
湖塩 カスピ海、ウユニ塩原

 

塩浴のやり方

@湯船に浸かって全身を温める。
A湯船から出て飽和食塩水を全身に塗る。
Bお湯で全身を洗い流す。
C再び湯船に浸かって全身を温める。
D冷水を浴びて皮膚を引き締める。

 

塩浴で得られる最大の恩恵

  • 肌本来の洗浄力と再生力を取り戻す。
  • 老廃物を排出して毛穴の詰まりを解消する。
  • 皮脂と汗の分泌を適度に促す。

スポンサードリンク

食事wiki

美容wiki

身体wiki

生活wiki

生理活性物質wiki

栄養素wiki

果物wiki

花菜wiki

果菜wiki

葉菜wiki

茎菜wiki

根菜wiki

藻類wiki

堅果wiki

種子wiki

穀物wiki

豆類wiki

菌茸wiki

乳製品wiki

卵類wiki

魚類wiki

肉類wiki

洋菓子wiki

飲料wiki

蜜類wiki

製菓材料wiki

健康wiki

連鎖wiki

連絡wiki

【不食ブログ】食べない生き方