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栗山式とは

昼食抜きデメリット

栗山毅一先生は、熊本県下益城郡隈庄町出身の食事療法家です。

 

幼少の頃から病弱で、
朝から肉や魚を食べ、
野菜はほとんど口にしなかったそうです。
その結果、ますます病弱を募らせ、
婦人病以外の病気は全部体験したそうです。
23歳の時には肺結核を患い、
療養生活を余儀なくされ、
朝は卵、昼は魚、夕は肉をしきりに食べたそうですが、
良くなるどころか、寧ろ悪くなる一方だったそうです。

 

その後は何とかして光明を見出そうと色々な本を読むようになったそうです。
ある日、偶然図書館で手にしたソクラテスの本の中に次のような文句を発見しました。
「人間は物を焼いたり煮たりして食べるから病になるのだ」
ソクラテスの自然観に衝撃を受けた栗山毅一先生は、
人間に一番近い動物である猿の生態の研究をしようと考え、
三匹の猿を飼って一緒に食生活を送る事にします。

 

一匹の猿には、生ものだけを与えました。
一匹の猿には、生ものと煮ものを混合して与えました。
一匹の猿には、煮ものだけを与えました。

 

その結果、
生ものだけを与えた猿は完全な健康体になり、
一番人懐っこくて、よく芸を覚えたそうです。

 

生ものと煮ものを混合して与えた猿は、
普段は健康体でしたが、時々、風邪を引きました。
人に懐かないし、芸を覚えようともしませんでした。

 

煮ものだけを与えた猿は、自然に背く食事だったので病弱体になりました。

 

人間が火を発見してから食物を煮炊きする事を覚え、
人工を加えて美味にし、栄養素を破壊し、
そのため病を引き起こしているのです。

 

私たち人間の本来の食物は何かと言うと、それは果実です。
もともと人間の手足、体の格好は、果物と野菜を食べるようにできています。
人間に一番近いゴリラは、木の芽と実だけを食べて生きています。
私たちが病気になったり、女性が妊娠してつわりを起こした時、
肉や魚の匂いを嗅ぐと、とても嫌な気分になり、吐き気を催したりします。
もし肉や魚が人間の栄養になるのなら、
体が弱っている時ほど欲しくなるはずです。
それが逆に見るのも嫌だという事になり、
一方、果実を好むようになるのですから、
人間の体がいかに果物に適しているかが分かると思います。

 

・現代人の内臓は、原始時代とほとんど変化していないという事。
・誕生したばかりの人類は、長い間、森の中で生活していたという事。
・すべての動物は、五億年前までは海の中で生息していたという事。

 

以上の事から、森で摂れるものと海で摂れるものが重要であると考えられます。

 

人間の食事は、果物が主で、次が野菜、その次が海藻、貝類、甲殻類。
あとは娯楽食として魚、そして最後に肉という順序であるべきです。

 

日本は火山国という地質上、
果物や野菜に含まれるミネラルの量が少ないため、
かつての日本人は海藻や貝類から
ミネラルを摂取していました。

 

一口に脂肪と言っても、動物性脂肪と植物性脂肪では、性質が全く異なります。
人間に必要な脂肪は、不飽和脂肪酸、リノール酸Fという油で、植物性脂肪に含まれています。
動物性脂肪は、細胞まで吸収されないのに対し、
植物性脂肪は、もし体に脂肪が不足している場合は、
脂肪酸となって細胞の新生、若返りに役立つのです。
動物性脂肪は吸収されずに、体内に残り、コレステロールが細胞に溜まって
それが長い間、各器官に付着し、高血圧、心臓病、腎臓病を誘発し、
しみ、そばかす、にきび、はげにも繋がる事が多いので、
本来、果食動物である人間には絶対に不必要なのです。

 

人間の血液には、酸性とアルカリ性があります。
血液は常に弱アルカリ性に保たれていなければいけません。
血液が酸性に傾くと酸毒症になり、病気にかかりやすくなります。
血液を常に弱アルカリ性に保つために、肉や魚などの酸性のものを食べたら、
それに見合う果物や生野菜を沢山食べて、酸性に傾いた血液を中和させる必要があります。
檸檬や夏蜜柑などの柑橘類は、最もアルカリ性の強い食品なので、欠かす事ができません。

 

栗山毅一先生は、昼食抜きの一日二食主義でした。
日本人が昼食を摂るようになったのは江戸時代からであり、
それまでは朝食と夕食の一日二食で過ごしてきました。
そして、太陽が沈んだ後は食べないという生活でした。
日本で一日三食が浸透するようになったのは、
都市部では江戸時代中期以降、
農村部では明治時代以降です。

 

野生動物は、基本的に一日二食で一日二寝です。
野生動物は、朝食と夕食を摂り、昼寝と夜寝をしています。
野生動物の一日のサイクルは、朝食⇒昼寝⇒夕食⇒夜寝です。
ほとんどの野生動物は昼寝をしています。
昼寝をするのは自然の摂理です。
長命な動物は昼は眠っていますし、雀も昼はあまり外へ出ませんし、
魚もあまり昼は釣れませんし、植物の肥料も昼は与えません。
昼間は、血液が酸性になっているので、消化分解能力が落ちているのです。

 

水は血液と同様に人間の体に必要不可欠なものです。
人間は体内に75%の水分を持っていなければいけません。
水には、自然水分と加熱水分の二種類があります。
自然水分とは、天然自然の生水や、果物、生野菜に含まれている水分の事です。
加熱水分とは、お湯、お茶、湯ざましなど、一度火を通した水分の事です。
どちらの水も化学記号はH2Oですが、生物の体の中で働く作用は全く異なります。
毎日、植木に湯ざましの水を与えたら次第に痩せ細って枯れてしまいます。
金魚も湯ざましの水では、あまり長生きできません。
人間も湯ざましばかり飲んでいると病気に対する抵抗力が著しく衰えてしまいます。
加熱水分は、体内に吸収されにくいので、水分不足になってしまうのです。
私たちが摂るべき水は、酸素や無機質を含んだ自然水分なのです。
自然水分は、唾液や胃液の助けをし、酵素の働きを助ける作用があります。
自然水分は、細胞が吸収しますが、加熱水分は体の中を素通りしてしまいます。
自然水分を摂る事によって、細胞は新たになって若返り、肌は美しくなるのです。
ヴィタミンを豊富に含む果物や生野菜から自然水分を摂るのが最も理想的だと言えます。

 

栗山式では、無塩食を提唱しています。
塩分を摂りすぎると、ホルモンの働きが悪くなり、胃液の分泌が衰え、体の機能が低下します。
自然に食物から摂れる塩分以外は、極力制限した方がよいのです。
果物も野菜も貝類も自然の塩分があるのですから、
それをそのまま食べていれば塩分は充分補給されます。

 

塩、砂糖、脂肪、加熱水分の四つが私たちの健康を損ね、若さを奪い、
スタミナをなくし、病気を引き起こす大きな原因となっているのです。
だから、私たちは、生水、果物、生野菜から自然水分をたっぷり摂り、
塩、砂糖、脂肪、加熱水分はなるべく摂らないようにする事が大切です。

 

メイ牛山さんは、50歳の頃から栗山式食事療法を実践し、
それまで肉食中心ですぐれなかった体調が大きく改善したそうです。
メイ牛山さんは、檸檬汁をよく飲んでおられました。
その摂り方は、一日3〜5個、一ヶ月に約150個と大量です。
朝起き抜けに飲む抹茶+檸檬汁+蜂蜜のジュース、
朝夕二回飲む卵白+檸檬汁+蜂蜜のジュースに使う他、
毎食後、檸檬の搾り汁を飲んでおられたようです。
2007年12月13日、96歳という長寿を全うされました。

 

牛山清人さんは若い頃から朝晩肉食という動物性脂肪過多のアメリカ式食事法で、
疲れやすく風邪を引きやすく、種々の病気で悩まされていたそうです。
77歳の時には大病院で余命3ヶ月の膵臓癌と診断されたそうです。
その時、メイ牛山さんは牛山清人さんを栗山式食事療法で治してやろうと直感し、
その晩、退院の手続きをとり、自宅に連れ帰り、すぐ栗山毅一先生に来てもらったそうです。
栗山毅一先生の指導のもと、生水、柑橘汁、青汁、生薩摩芋と林檎のすりおろし、
生きた蝦、蟹、白身魚などを取り入れた食事療法を行い、
肉と脂肪は摂らないようにしたそうです。
この徹底した食事療法の結果、痩せ衰えていた牛山清人さんの体力は半年ほどで回復し、
一年後には病前と同等の状態となり、94歳まで元気で健やかな晩年を過ごされたそうです。

 

栗山毅一先生は、自然療法の先駆者として、断食療法の先駆者として、
半世紀間に50万人もの広く病める人々を救う偉大な活動を展開していました。
昭和51年7月25日の朝、玄関先で転び、足の骨を折って入院しましたが、
自然の力で骨が完全に付き、他人の手を借りる事なく歩く事ができるまでに回復しました。
昭和59年10月3日、95歳という長寿を全うされました。

 

生水、果物、生野菜を基本とした栗山式食事療法は、
ナチュラル・ハイジーンにも通じるものがあります。

 

栗山毅一先生の足跡

明治23年10月20日 熊本県に生まれる。
大正4年 筑紫山麓の清水寺で21日間の断食を行う。
大正5年 福岡県と大分県の境にある釈迦ヶ岳で山中生活を行う。
昭和初年 鹿児島県に断食道場を開く。
昭和7年 大分県別府市に断食道場を開く。
昭和59年10月3日 95歳の天寿を全うする。

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