脂質はホルモンや細胞膜の原料となる栄養素

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脂質は脳の基本成分

脂質

脂質は生物から単離される水に溶けない物質の総称です。
単純脂質、複合脂質、誘導脂質の三種類に分けられます。

 

人間の体は70%が水ですが、
水を除くと45%が脂質、43%が蛋白質、
11%がヴィタミン、ミネラルで、1%が糖質です。

 

脳の乾燥重量の約50%は脂質でできています。
従って、脳を活性化するためには、
良質な脂を摂る事が重要です。

 

体内で脂質が不足すると
肌荒れ、乾燥肌、アトピーなどの皮膚疾患、
糖尿病などの生活習慣病、
鬱病などの精神疾患まで、
様々な疾病を誘発する事が分かっています。

 

脂質の働きは大きく分けて二つあります。
一つは糖質と同じく体のエネルギー源になる事です。
1gの脂質が約9kcalになるので、
糖質よりも効率がいいエネルギー源です。
摂り過ぎた脂肪は脂肪組織に蓄えられ、
必要な時に燃焼されます。
糖質に比べて脂肪の方が熱量が多いのは
炭素・水素を多く含むからです。
脂肪は体を働かせる重要なエネルギー源です。
さらに、細胞膜やホルモンなどを
構成する大切な原料でもあります。
従って、脂肪が不足すると体に様々な障害が起こります。

 

もう一つの働きは体の材料になる事です。
細胞膜をはじめとする膜組織・ホルモンなどの重要な材料です。
脂質はエネルギー源として以外に細胞の膜などの成分となる他、
体に重要な働きをする各種ホルモンの
材料としての役割も担っています。
そのため、摂取する種類が不適切であったり
間違っていたりすると体がうまく機能せず、
疾患に罹りやすくなります。

 

脂質は活性酸素によって
細胞や血管の中で起こる炎症を
抑制する働きを担っています。
細胞や血管の中が錆びないように、
脂質が錆び止めの役割を担っているのです。

 

脂質は常温で固体のものと
液体のものとに分かれています。
脂質の成分はグリセロール三つの水酸基に
脂肪酸がそれぞれエステル結合したものです。
脂肪酸には炭素数や
二重結合の位置及び
数の違いによって
様々な種類があります。
二重結合を持たない脂肪酸を飽和脂肪酸と言い、
二重結合を持つ脂肪酸を不飽和脂肪酸と言います。
動物性脂質は飽和脂肪酸が多く、常温では固体です。
それに対して植物性脂質は
不飽和脂肪酸を多く含み融点が低く、
多くの場合、常温では液体となります。

 

人間を含め動物は、
エネルギーを効率よく摂取したいという生存本能から、
脂を多く含む食品を美味しく感じるようにできています。

 

脂質を摂る時に注意したいのは量より質です。
オレイン酸、α-リノレン酸、DHA、EPAを増やし、
リノール酸とトランス脂肪酸を減らすようにして下さい。

 

日本人が世界一の長寿国になったのは
脂質摂取量の増加が一因です。

 

脂質摂取量が増えるほど寿命が伸び、
生活習慣病に罹る割合が低くなるというデータもあります。

 

脂質摂取量が少なかった頃、
日本人の死因のナンバーワンは脳卒中でした。
脂質摂取量が1日40g未満になると、
脳卒中での死亡率と総死亡率が
極めて高くなる事が分かっています。

 

脂質摂取量が少なかった時代は
日本の平均寿命は欧米と比べて低かったのですが
脂質摂取量の増加で脳卒中による死亡率は急速に減少します。

 

脂質を摂り過ぎたとしても
食べた脂がそのまま皮下脂肪や
内臓脂肪となって体につく事はありません。
摂取した脂質は体内で分解されて
脂肪酸とグリセリンになり糖質よりも
効率の良いエネルギーとして消費されます。
必要以上の脂肪は吸収されずに
体外へと排出されます。

 

日本脂質栄養学会は
「動物性脂肪が最も安全性が高い」
としています。
適度な動物性の脂は
心臓病や脳卒中のリスクを
下げるという報告もあります。

 

飽和脂肪酸はパルミチン酸、ステアリン酸、
ラウリン酸などの形で牛脂やラードの
動物性脂肪に多く含まれています。
人間の体内では固まりやすいという特徴があり、
摂り過ぎると動脈硬化の引き金になると言われています。

 

飽和脂肪酸は悪者扱いされがちですが
非常に重要なエネルギー源であり、
飽和脂肪酸の一種であるステアリン酸には
HDL善玉コレステロールを増やす働きがあります。

 

飽和脂肪酸は脂肪酸の結合の長さから
短鎖脂肪酸、中鎖脂肪酸、長鎖脂肪酸の
三種類に分ける事ができます。

 

短鎖、長鎖は動物性、
中鎖は植物性が多いです。

 

文部科学省からの検定意見により、
以前までの中学二年生の教科書には、
「脂肪は脂肪酸とグリセリンに分解される」
と書いてありましたが、
「脂肪は脂肪酸とモノグリセリドに分解される」
と変更になっています。

 

飽和脂肪酸

  • ココナッツオイル
  • ラード
  • バター
  • 牛脂

 

オメガ3系多価不飽和脂肪酸

  • 荏胡麻油
  • 亜麻仁油
  • サチャインチオイル
  • チアシードオイル
  • 魚油

 

オメガ6系多価不飽和脂肪酸

  • サラダ油
  • 胡麻油
  • 大豆油
  • グレープシードオイル
  • コーン油
  • 綿実油
  • 向日葵油

 

オメガ9系一価不飽和脂肪酸

  • オリーブオイル
  • 紅花油
  • 米糠油
  • 菜種油
  • アーモンドオイル
  • アボカドオイル

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