ハーヴィ・ダイアモンド&マリリン・ダイアモンド『フィット・フォー・ライフ』

あじまりかん

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ダイアモンド式とは

ハーヴィ・ダイアモンド

ハーヴィ&マリリン・ダイアモンド元夫妻は、ナチュラル・ハイジーンの提唱者です。

 

ナチュラル・ハイジーン理論の系譜を辿っていくと、
ピタゴラス、ソクラテス、ヒポクラテス、
プラトン、アリストテレス、アルキメデスなど、
古代ギリシャの賢者の時代にまで遡ります。
ナチュラル・ハイジーンとは、
自然治癒力を最大限に高めるために提唱された健康哲学理論で、
ヒポクラテスの教えに基づき、
1830年代のアメリカの医師たちによって打ち立てられました。
1985年には、実践書『フィット・フォー・ライフ』が刊行され、
アメリカのニューヨークタイムズ紙で40週連続1位の快挙を達成し、
その後、32ヶ国語に翻訳され、全世界で1200万部を突破し、
『聖書』と肩を並べる超ベスト・セラーとなりました。
日本語版は松田麻美子先生によって翻訳されています。

 

霊長類の進化をみると、食べ物がだんだん植物化してきている事が分かります。
下等な霊長類ほど昆虫食に、高等な霊長類ほど植物食になります。
霊長類の一番上に位置している人間は本来植物食であると考えられます。

 

現在、世界には三種類のチンパンジーがいます。
コモンチンパンジー、ピグミーチンパンジー、そして人間です。
人間は第三のチンパンジーです。
実際、人間とチンパンジーのDNAの違いはわずか2%ほどです。

 

人間の七割は水分であり、地球の七割もまた海であるというこの割合は、
偶然そうなった訳ではありません。
この地球上で生命が活動をする上で、それくらい水の役割が重要だからです。
人間の体は糖質、脂質、蛋白質の50%を失っても命に別状はありません。
しかし、水分のわずか20%を失うだけで、死んでしまうのです。
人間に最も適した食べ物は、水分を多く含んでいる果物と野菜です。

 

私たち人間は、哺乳類の中の霊長類ヒト科の動物の一種です。
つまり、 ゴリラ、チンパンジー、ボノボ、オランウータンの仲間です。
そして、それら霊長類と人間は遺伝子的にほとんど差がなく、
この食性も同じであろうと考えられます。
体重40〜60kgくらいの霊長類の主食は果物です。
従って、私たち人間も果食動物であると考えられます。
その生物に最適な食べ物というのは、
加熱や味付けをしなくても美味しく食べられる物です。
人間の場合は、果物と野菜でしょう。

 

人間を含む霊長類の一部とモルモットはヴィタミンCを体内で合成できないため、
必要量をすべて食事などによって外部から摂取する必要があります。
ヴィタミンCが豊富に含まれているのは果物と野菜です。
豆類と穀物には、ヴィタミンCは含まれていません。
穀物にヴィタミンCがゼロというのは、興味深い事実です。
穀物が人間の主食というのは、歴史的にもヴィタミンCの面からも考えにくいです。
人間は、主として果物や野菜からヴィタミンCを補給していたのです。

 

私たちの先祖の食生活について考えてみる事にしましょう。
最も簡単に食べられるものは果物です。
見た目も魅力的で目に留まりやすい色で木の枝から取ってそのまま食べる事ができます。
次に見つけやすい食べ物は野菜です。
その次は木の実ですが、一回の食事になるだけの量を手に入れるのは困難です。
調理されていない穀物は殻が堅くて食べにくいです。
肉を手に入れるのは最も困難です。
乳製品は少なくとも農業革命まではありませんでした。
私たちの祖先は果物、野菜、木の実を食べ、
穀物と肉を最後の手段としていたのです。

 

植物は根よりも葉の方が栄養価が高いです。
本来、根は動物が食べるものではありません。
だから、見えないように土の中に埋まっているのです。
チンパンジーは干ばつなどの非常事態にでもならない限り根を掘って食べる事はしません。
人間は果物と緑葉を常食とする果食動物であると推論する事ができます。
果物と緑葉の割合は、六:四が最適な比率です。

 

人間の体は、肉、魚を消化するようにできていません。
生肉、生魚を主食とする北極圏のエスキモーは、
世界で最も短命な民族の一つとして知られています。
老化が早い事でもよく知られています。
エスキモーは糖尿病、動脈硬化、心筋梗塞、脳梗塞といった病気が少ないのですが、
その反面、出血傾向や骨粗鬆症になりやすいのです。
そのため、エスキモーは脳の出血で亡くなる事が多く、
骨折で背骨が曲がってしまう事もあるのです。
脳出血や肺動脱出血で死ぬ人が多いのは血液が固まりにくくなっているためです。
エスキモーの出血傾向は、魚や海獣に含まれているEPA、DHAが原因です。
骨粗鬆症も動物性蛋白質によって起こる事が分かっています。
つまり、動物性食品は人間の食性に適合していないという事です。

 

私たちの体はアミノ酸を必要としているのであって、
蛋白質を必要としている訳ではありません。
私たちが食事から摂らなければならないのは、
八種類のアミノ酸であり、蛋白質ではありません。
ほとんどの果物と緑葉には、
体に必要な八種類のアミノ酸がそっくりそのまま含まれています。
このアミノ酸は動物性蛋白質に比べて、
体に負担をかける事なく効率よく消化吸収できます。

 

犬歯は肉を切り裂くための歯であると主張する人がいますが、
これは大きな誤りです。
犬歯は肉食をするための歯ではなく、
木の実などの固い物を砕く時に使われる歯です。
人間の犬歯は退化しているので、
動物性食品は必要ないという説もあります。
因みに肉食動物にも草食動物にも犬歯はあります。

 

「果物は朝が金、昼は銀、夜は銅」
という言葉がありますが、
これは賢い生活の知恵と言えます。
体温が上がる時間、
これから活動を始めるという朝に食べるのが理想的で、
遅くとも15時までに食べるのが無難です。
体温が下がってくる夜は控え目にするべきです。

 

体は22時から休息モードに入り、
エネルギーの消費率も一気に下がります。
この時間までに消化を終わらせるために、
夕食は遅くても20時までに済ませるのが得策です。

 

チンパンジーの食事

果物 50%
緑葉・花 40%
茎・樹皮・種子 5%
昆虫・蟻・蛞蝓 5%

 

人間の食事

精製炭水化物 65.9%
動物性食品 20.4%
果物・野菜 5.9%
根菜 2.6%
豆類 5.2%

 

ナチュラル・ハイジーンの原則

  • 主食を生の果物と野菜にして、副食に木の実を摂る。
  • 午前中は果物だけを食べる。
  • 果物は空腹時に単独で食べる。
  • 西瓜やメロンは他の果物よりも先に食べる。
  • 食後に果物を食べない。
  • 穀物は少なめにする。
  • 肉・魚・卵・牛乳はなるべく避ける。
  • 炭水化物と蛋白質を同時に摂らない。
  • 夜八時までに食事を終える。

 

ナチュラル・ハイジーンは、ヒマラヤ聖者の食事にも通じるものがあります。


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