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甲田式とは

甲田光雄死因癌

甲田光雄先生は大阪府出身の医師、医学博士で、
西式健康法に基づいた自然療法を行う甲田医院院長でした。
診察は、聴診器、検査機、分析機器を一切使わず、
触診、遠隔、手翳しだけで行われていたそうです。

 

甲田光雄先生は家族全員が甘いもの好きというだけでなく、
親戚の人たちも皆甘党という甘党一族の中で生まれました。
子供の頃から運動万能で、旧制中学の頃は相撲の選手で主将をしていました。
しかし、食欲旺盛で、無類の甘いもの好きで、しかも大食家のため、
それがたたって、中学校以来、病弱でしばしば休学を繰り返していました。
そのため、何としても健康になりたいという思いが人一倍強かったようです。
そして、健康になりたい一心で医師を志し、
大阪大学医学部へ進む事になります。

 

しかし、医学部へ入った後も、ますます色々な病気になる訳です。
慢性肝炎、胆嚢胆道炎、十二指腸潰瘍、
大腸炎などを患い、ついに入院する事になりました。
その間、最先端の治療を受けながらも回復せず、
現代医学に絶望を感じ、
以来、東洋医学や民間療法などの研究を始める事になりました。
築田多吉先生の著書『家庭における実際的看護の秘訣』を読んで、
断食で肝臓病が治る事を知り、深く興味を覚えて、
一度断食をする事になった訳です。

 

奈良県生駒山の断食道場に入寮し、
11日間の断食を体験したところ、
体調が良くなった訳です。
ここの断食寮にいる時、
寮長の寺井嵩雄先生が一冊の本を貸して下さいました。
それが、西勝造先生の著書『西医学断食療法』だったのです。

 

翌年の春にまた12日間の断食を行い、
その秋には2週間の自宅断食を行いました。
すると、ますます体調が良くなってくるのです。
こうして、断食を定期的に何十回も繰り返し行ったそうです。
慢性的になっていた病気は徐々に快方に向かっていき、
五年も経つ頃にはすべての病気と縁が切れ、健康体になりました。
以来、断食療法、生菜食療法、西式健康法など
自然医学の研究に向かう事になります。

 

結果、普通の医師が進む道とは違う
断食療法+生菜食療法の指導者になる事を決意しました。
その後、桜沢式食養など各種の民間療法を自ら実践研究し、
これらを応用する健康指導医として開業。
現代医学に見放された難病・奇病患者に対して、
薬も注射も使わず、多くの治験例を挙げてきました。

 

甲田光雄先生は、患者の掌を診るという独自の診断法を行っていました。
最初は誰しも患者の手相を診ていると思われていましたが、実は違いました。
甲田光雄先生は掌から患者の脳の神経シナプスの伝達を診ていたのです。
それにより患部の状態が詳しく分かるらしく、
ほとんどがMRIの診断と異なりませんでした。
そればかりか、診断漏れしたものを指摘されたり、
今後発症する部位や症状を予想されていました。

 

甲田光雄先生は最初一日二リットルの水を飲むのに大変苦労しましたが、
訓練を続けているうちに一日三リットルでも四リットルでも楽に飲めるようになりました。
そこで、1969年11月から150日間、
一日九リットルの水を飲む実験をしたそうです。
その結果、腸が綺麗になり、
肌の色艶もよくなり、顔色が大変よくなったそうです。

 

甲田光雄先生は二ヶ月くらい生野菜だけで生活した事があったそうですが、
力は抜け、痩せてきて、栄養失調みたいになり、体重が37kgまで落ちたそうです。
そこで、生野菜に生玄米粉と塩を加え、玄米生菜食という食事療法を考案されたのです。

 

甲田療法の基本は、青汁+玄米+豆腐で、
昼食と夕食のみの一日二食です。
摂取した食べ物が完全に消化吸収されてから排泄し終えるまでおよそ18時間かかります。
一日三食だと、胃腸を休ませる時間がありませんし、内臓を酷使する事になります。
朝食を摂らなければ、夕食から翌日の昼食までの間隔を18時間以上あける事になります。
朝食抜きの半日断食を継続して行えば、
毒素の排出や免疫力の向上などの効果が期待できます。

 

塩分の摂取は控えるべきだという意見もありますが、
摂り過ぎると体のダメージになるのは塩分に含まれるナトリウムです。
海水を原料とした天然塩には、
ナトリウム以外にマグネシウムなどの自然のミネラルも含まれています。

 

甲田式生菜食A

朝食 なし
昼食 葉野菜250g、大根100g、人参120g、山芋30g、生玄米粉100g、豆腐200g
夕食 葉野菜250g、大根100g、人参120g、山芋30g、生玄米粉100g、豆腐200g

 

甲田式生菜食B

朝食 なし
昼食 青汁180ml、赤汁180ml、蜂蜜30g
夕食 青汁180ml、赤汁180ml、生玄米粉100g、豆腐200g、蜂蜜30g

 

甲田式生菜食C

朝食 なし
昼食 青汁180ml、林檎1個、蜜柑1個
夕食 青汁180ml、林檎1個、蜜柑1個

 

※塩は1日10g。
※生水と柿茶を計1日1.5リットル。
※食事中と食後3時間は水を飲まない事。
※西式健康法も実行する事。

 

甲田光雄先生ご自身は、夕食のみの一日一食だったそうです。
一日二食から一日一食に変えるのに20年もかかったそうです。
朝4時に起きて、夜8時に丼一杯の生野菜青泥と生玄米と豆腐を食べるだけ。
一日を3リットルの井戸水と約750kcalの食事だけで過ごされていたそうです。

 

少食を実践すると最初の四ヶ月間は体重が減っていきます。
ところが、五ヶ月目くらいからは同じ少食なのに体重が増え始めます。
このような現象を「甲田カーブ」と呼びます。
一ヶ月に体重が五%以上減ると、体は飢餓状態だと錯覚し、生命の防衛本能が働き、
脂肪を燃焼しないようにして、適正体重を維持しようとするのです。

 

長期間、生菜食を継続すると腸内細菌の構成が草食動物に近くなり、
最終的には、一日一杯の青汁だけでも生きられるようになります。
世界人類の一人ひとりが一日一杯の青汁のような仙人食を実践すれば、
この世に飢餓や病気のない地上楽園が実現するのではないでしょうか。

 

甲田療法では、厳しい食事制限を行う場合は、
ビール酵母を朝晩10錠ずつ摂るよう指導されます。
酵母には、動物性と植物性のものがあります。
一般に、動物性食品は蛋白質の構成成分であるアミノ酸のうち、
人体で作れない必須アミノ酸を豊富にバランスよく含んでいます。
しかし、動物性食品は、発癌性リスクを高めたり、
余分な脂肪を摂ったりする恐れがあります。
ビール酵母は、動物性と植物性の丁度中間の酵母菌なので、
必須アミノ酸のバランスがいい上、
動物性食品にありがちなリスクの心配がありません。
動物性食品を極度に制限する甲田療法では、
蛋白質が不足する恐れがあります。
それを安全に補う手段として、
甲田療法にはビール酵母が取り入れられている訳です。

 

甲田療法の最終形態は酵母藻食です。
生物は、原核生物⇒真核生物⇒魚⇒人へと進化しています。
また、原核生物⇒真核生物⇒藻⇒野菜へも進化しています。
つまり、スピルリナやビール酵母などは、
人体を構成するのに必要な栄養素をすべて兼ね備えている事になります。
スピルリナ+ビール酵母+ヴィタミンCを摂取していれば、
野菜、魚、肉を食べなくても、必須栄養素を補給できる事になります。

 

甲田療法によって完治できなかった疾患は
進行性筋ジストロフィーだけです。
それ以外のほとんどの疾患は完治しています。


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