ルネ=モーリス・ガットフォセ博士『メディカルハーブセラピー』

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ガットフォセ式とは

ルネ=モーリス・ガットフォセ

ルネ=モーリス・ガットフォセ博士は、フランスの化学者、調香師で、
アロマテラピーの創始者です。

 

香水研究所で働いていたルネ=モーリス・ガットフォセ博士は、
研究中の爆発によって酷い火傷を負い、すぐに治療を受けました。
しかし、経過が悪く、壊疽となった傷にラベンダーの精油を塗布しました。
すると、直ちに痛みが驚くほど軽減し、跡形も残さずに治癒したそうです。
この経験から、科学的根拠に基づく精油の研究、発見に余生を捧げました。
そして、1937年にはフランスで著書『アロマテラピー』を出版しています。

 

植物は何億年もかけて自らを守るために多種多様な物質を作り出してきました。
植物が自らを守るために作り出した成分は、人間や動物の組織にも有効に働きます。
人間は数千年も前からその事に気付き、薬効植物を体に塗ったり、煎じて飲んだり、
そして香りを使ったりして、ファイトセラピーという形で病気や怪我を癒してきました。

 

植物は、動物と同じように種を存続させていかなければなりません。
植物が分泌する芳香物質は、そのために様々な役割を果たしています。
例えば、昆虫や鳥を引き寄せて子孫繁栄をはかる誘引効果があります。
自分で移動できない植物は、香りによって昆虫や鳥を誘い寄せる事で、
受粉したり、昆虫や鳥に遠くへ種子を運んでもらったりする訳です。
逆に、害虫や外敵の苦手な匂いを出したり、葉や花に苦みを持つ事で、
昆虫や鳥に食べられないように身を守る忌避効果もあります。
このように、植物が分泌する芳香物質は植物自身の身を守り、
子孫を残すための武器の一つという目的で存在しているのです。

 

アロマテラピーとは、精油を植物油で希釈したものを使って、
香りの拡散、吸入などの方法によって心身の不調を癒す療法です。

 

活性酸素のデトックスにアロマテラピーが
効果的な手段として用いられています。
アロマテラピーで用いられているすべての植物の精油の中に
活性酸素除去酵素が含まれている事が分かっています。

 

アロマテラピーの効果を発揮するメカニズムは大きく二つに分けられます。
薬理作用と心理作用です。
薬理作用とは、実際に精油に含まれる化学成分が体に影響を与えるもので、
通常の薬と同じ仕組みで効くものです。
心理作用とは、香油成分が気分やムードに影響を与えるというものです。
アロマテラピーは、医療薬とは異なり、薬理作用よりも心理作用が強いという特徴があります。

 

人間には、視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚からなる五感があります。
この中で、嗅覚だけは特殊です。
嗅覚以外の四つの感覚は脳の大脳皮質に届くまでに
視床という中継点を通る必要がありますが、
嗅覚の情報は視床を経由せずに大脳皮質や扁桃体に送られます。
睡眠中でさえも嗅覚情報は脳に届きます。
嗅覚系に近い脳部位の一つに扁桃体があります。
ここは感情に関係した重要な脳部位です。
これこそがアロマテラピーの心理効果を高めている理由なのでしょう。

 

アロマテラピーは自律神経を整えるのに役立ちます。
鼻から吸い込まれた芳香成分は、
嗅覚神経細胞を刺激し、
脳の視床下部という部位に電気信号を伝え、
ホルモンの分泌を促し、血流を増加させ、
血中酸素を増やし、各臓器の働きを調整します。

 

アロマテラピーの心理効果は男性より女性に強く現れる事が分かっています。
アロマテラピーが女性により強く支えられているのは、単におしゃれだとか、
雰囲気が素敵などという外面的効果だけでは説明しきれない性差があります。

 

アロマには、肌に塗ったり、部屋で焚いたり、
浴槽に入れたり、枕に垂らしたりと様々な使い方があります。
浴槽にアロマオイルを垂らすと、副交感神経が優位になり、
森林浴のようなリラックス効果とリフレッシュ効果を得る事ができます。

 

不眠や頭痛に効くラベンダーは「真正ラベンダー」と呼ばれるものだけです。
真正ラベンダーは鎮静効果をもたらす酢酸リナメルを35%以上含んでいます。
真正ラベンダーは万能なオイルで、
鎮痛作用、鎮静作用、安眠作用、
抗ウイルス作用、通経作用、血圧降下作用、
癒傷作用、瘢痕形成作用、皮膚細胞成長作用などがあり、
火傷にも効果があるとされます。

 

精油を原液のまま皮膚に塗るのは御法度とされていますが、
真正ラベンダーだけは別格で、傷の治りが早くなります。

 

ローズマリー

脳への血流に作用し、集中力が回復します。
集中力の低下時には脳への血流も低下しますが、
ローズマリーの香りには血流を改善する効果があり、
結果的に集中力を回復させる事ができます。
ローズマリーは記憶の改善にも効果があるので、
医療現場では認知症の改善にも利用されています。

 

ペパーミント

爽やかな香りには覚醒効果があり、
敏捷性や集中力を高めて
勉強や仕事による疲労や眠気を
改善する効果があります。

 

シナモン

脳の認知機能と記憶力を高める事ができます。
学校や職場で集中したい時に嗅ぐのが有効です。

 

朝はローズマリーとレモンで集中力と記憶力が高まります。
夜はラベンダーとオレンジで心身がリラックスします。

 

朝の目覚めに最適なエッセンシャルオイル

グレープフルーツ 集中力、行動力、実行力を高める。
レモン 頭の回転を良くする。
シダーウッド 心身の機能を回復させる。
ペパーミント 頭痛やイライラを和らげる。
ローズマリー 気分を上向きにさせる。
ユーカリ 疲労や頭痛を和らげる。

 

夜の眠りに最適なエッセンシャルオイル

ラベンダー 脳や神経を鎮めて緊張をほぐす。
ローマンカモミール 不安や緊張を和らげる。
クラリセージ 神経の高ぶりを鎮める。
ネロリ 交感神経を鎮める。
ゼラニウム ホルモンバランスを整える。
ローズウッド 精神のバランスを整える。
スイートマジョラム 不安、緊張を和らげる。
サンダルウッド 心身の疲れを和らげて神経を鎮める。

 

アロマテラピーの三つの働き

  • 心に対する働き
  • 体に対する働き
  • 皮膚に対する働き

 

植物にとっての精油の役割

  • 誘引効果
  • 忌避効果
  • 抗菌・抗真菌効果
  • 癒傷
  • 他の植物の生長、発芽などの抑制
  • 乾燥の予防
  • 植物体内での生理活性

 

エッセンシャルオイルとも呼ばれる精油は、植物の生命力が凝縮された貴重なものです。
精油は、花、葉、茎、根、種子、果皮、樹皮、樹脂などから抽出した天然の芳香物質です。
精油は、腺毛、油胞、油道、油室などの組織に蓄えられ、薬理的な作用を持っています。

 

精油が作用するには、大きく分けて二つの経路があります。
感覚器から脳へ伝わる経路と、血液循環によって全身に伝わる経路です。

 

精油の三つの特徴

  • 芳香性
  • 揮発性
  • 親油性

 

精油製造法

  • 水蒸気蒸留法
  • 圧搾法
  • 溶剤抽出法

 

精油の働き

  • 生理作用
  • 心理作用
  • 抗菌作用
  • 生体リズム調節作用
  • 薬理作用

 

七種類の香り

  • 柑橘系
  • 樹脂系
  • 樹木系
  • ハーブ系
  • スパイス系
  • フローラル系
  • オリエンタル系

 

交感神経を上げるアロマ

  • グレープフルーツ
  • レモン
  • ペパーミント
  • ローズマリー
  • タイム
  • セージ

 

副交感神経を上げるアロマ

  • ベルガモット
  • イランイラン
  • ラベンダー
  • オレンジ
  • ヒノキ
  • フランキンセンス
  • カモミール

 

血圧を上げるアロマ

  • セージ
  • タイム
  • ヒソップ
  • ローズマリー

 

血圧を下げるアロマ

  • マジョラム
  • ゼラニウム
  • ラベンダー
  • レモン
  • グレープフルーツ
  • ネロリ
  • ジャスミン

 

最近では、アロマテラピーを代替療法として取り入れる病院も増えてきています。


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