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福田式とは

福田一典wiki

福田一典先生は福岡県出身の漢方医で、
銀座東京クリニックの院長です。
西洋医学と東洋医学を組み合わせた
中鎖脂肪ケトン食療法を行っておられます。

 

数百万年に及ぶ人類の長い歴史の中で、
穀物や芋類などを摂るようになったのは、
わずか1万年程前からです。

 

人類は数百万年もの長い間、
狩猟、採集、漁労などによって食糧を得ていました。

 

狩猟採集時代は、
45〜65%が動物性食品で、
残りは、果物、野菜、木の実などでした。

 

狩猟採集時代は、
炭水化物が20〜40%、
脂肪が40〜50%、
蛋白質が20〜30%でした。

 

地球上で農耕が始まったのは約1万年前です。
日本で稲作が始まったのは、
紀元前300年頃の弥生時代からです。

 

私たち人類の歴史の中で、
99%以上の期間は脂肪の摂取量が多い食事をしていました。
炭水化物の摂取量が多い食事をしていた期間は1%未満です。

 

私たち人類の遺伝的体質は、
農耕時代よりも狩猟採集時代に築き上げたものが大きいのです。
人間の体は糖質をうまく利用できる体質にはなっていないのです。

 

世界中の多くの疫学研究によって、
狩猟採集時代には癌が少なかった事が明らかになっています。
近代社会に入ってから癌が広まってきたのは、
癌細胞の好物である糖質の摂取量が増えてきたからです。

 

インスリンは癌細胞の増殖を促進する作用があります。
高GI食品ばかりを摂取し続けると、
インスリンの分泌量が多くなり、
癌細胞の発生、増殖、転移に繋がります、

 

脂質を多く摂取しても癌のリスクは全く上昇しません 。
糖質を多く摂取すると癌のリスクを著しく高めます 。
蛋白質はその中間に位置します

 

ケトン食は断食と同じ効果があります。
脂肪の多い食事をすれば、
体重も筋肉も減らさずに断食と同じ状態を継続できます。

 

癌細胞の増殖の抑制に効果が期待できるのが中鎖脂肪ケトン食です。
ケトン体のβ-ヒドロキシ酪酸には直接的な抗癌作用があります。

 

中鎖脂肪ケトン食の基本は、糖質の摂取量を極力減らす事です。
1日の糖質の摂取量は40g以下を目標にします。
1回の食事の糖質の摂取量が20gを超えないようにします。

 

果糖は体内でブドウ糖に変換されるので、
アボカド以外の果物は避けるようにします。

 

蛋白質は体重1kg当たり1〜2gを摂取します。
蛋白源としては癌を促進する赤身の牛肉などは控え、
飽和脂肪酸の少ない食品を中心にします。
脂肪の少ない鶏肉、魚、無脂肪か低脂肪の乳製品、
ナッツ、種子、大豆、卵などを摂るようにします。

 

中鎖脂肪ケトン食では、
食事の60%を脂肪にする事を目標にします。
中鎖脂肪はココナッツオイルやマクトンオイルやMCTオイルを
1日60〜90gを目標に摂取します。
マクトンオイルやMCTオイルは無味無臭で、
様々な食品に添加して使用できます。

 

調理にはオリーブ油を使うようにします。
ドレッシングには亜麻仁油や荏胡麻油を多めに使います。
亜麻仁油と荏胡麻油はオメガ3系不飽和脂肪酸のα-リノレン酸を多く含みます。

 

青魚に多く含まれるDHAやEPAなどのオメガ3系不飽和脂肪酸は、
癌細胞の発生や増殖を抑える効果が期待できます。
DHAやEPAは高熱で酸化しやすいです。
中鎖脂肪ケトン食では、刺身や煮付けが適しています。  
焼き魚にすると脂肪が減ってしまいます。
青魚のコレステロールの含有量は、
牛肉や豚肉に匹敵していますので、
過剰摂取は控えるようにしましょう。

 

ナッツを食べる頻度が高いほど、
BMIが低く、糖尿病の発症が減り、
大腸癌が減る事が報告されています。
無塩の素焼きナッツを
1日掌1杯程度食べるのがお勧めです。

 

ビール酵母のエビオス錠は癌の予防と治療に有効です。
低価格で低糖質で、胃腸の保護にも役立ちます。

 

中鎖脂肪ケトン食を始めると、
体内のエネルギー代謝が変化するので、
空腹感や倦怠感や脱力感が起こりますが、
1週間もすれば脂肪が燃焼しやすい体になり、
運動も普通にできるようになります。
糖質の摂取量は40gを目標にしますが、
20gまで減らすとケトン体がさらに増加します。
糖質を10gくらいに減らしても、
脂肪を150〜200gくらい摂取すれば、
普通に生活できるようになります。

 

糖質の摂取量を急激に減らすのではなく、
少しずつ減らしていく方がやりやすいと思います。

 

癌患者の死因の40%以上は、
癌そのものによるものではなく、
栄養不足による抵抗力の低下によるものです。

 

癌の食事療法において最も重要なのは、
蛋白栄養状態を良好に維持して
抵抗力と回復力を高める事です。
体の蛋白栄養状態が低下すると、
ダメージを受けた正常組織の回復が遅れ、
癌治療による副作用に耐えられなくなり、
さらに感染症を引き起こしやすくなります。

 

末期癌の状況においても、
蛋白栄養状態を良好に維持する事は、
生体防御力を高めて癌の進展を阻止し、
さらに感染症を予防し、
諸臓器の機能を維持し、
生命予後を良くする必要条件になります。

 

癌患者の蛋白栄養状態を評価する
最も分かりやすい指標は体重です。
体重の減少は蛋白栄養状態の低下を意味し、
生命予後を悪くする重要な要因となります。

 

癌患者にとって体重の減少を防ぐ事は、
治療効果を高め、生命予後を良くするために、
最も大きな課題となります。
そのためには、高蛋白、高脂質、高ヴィタミン、
高ミネラルが必要条件になります。

 

癌治療を受けている時は、
通常より50%以上多くの蛋白質が必要とされています。
正常細胞がダメージを受けると、
その修復のための材料として
蛋白質の需要が増えるからです。
蛋白質の摂取量が不足すると
ダメージを受けた細胞や組織の修復や再生が行えなくなり、
免疫力も回復力も低下します。
癌治療中や回復期やその後のすべての時期において、
適切な蛋白質の摂取が必要です。

 

牛乳や乳製品は大腸癌を予防するという報告が多数ある一方で、
前立腺癌の発生に関与しているのはほぼ確実とも言われています。

 

イヌイットには前立腺癌がほとんど見られませんが、
その理由としては、
魚からのDHAやEPAの摂取量が多い事、
穀物をほとんど食べない事、
乳製品を全く食べない事などの、
相乗効果によるものと考えられます。

 

野菜ジュースを大量に飲む癌予防法は、
一昔前までは正しいと言われていましたが、
現在ではあまり根拠がないと言われています。

 

新鮮な生の野菜を多く食べる事は重要です。
生野菜では成分の生体利用率が低いので、
サラダよりもジュースにして摂取する方が、
薬効成分の吸収率は格段に上がります。

 

免疫力が低下している時は、
ジュースよりも加熱スープの方が安全です。

 

野菜に含まれる薬効成分の多くは、
野菜を生のまま食べた場合には、
あまり体内には吸収されません。

 

人間は草食動物のように、
硬い繊維質を充分に発酵させるほどには大腸は長くはなく、
セルラーゼを作る腸内微生物を棲まわせていないため、
生の植物をよく噛んで食べたとしても、
硬い細胞壁を壊して内容成分を溶け出させる事はできません。

 

野菜を水に入れて加熱すると、
野菜の細胞壁を構成している
ヘミセルロースやペクチンが溶け出し、
細胞内のガスの膨張による作用も組み合わさって、
植物の細胞壁が壊され、
有効成分が抽出されて、
生体に利用可能な状態になります。

 

野菜の加熱スープは、
同量の生野菜を食べる場合と比べて、
数倍から100倍以上も有効成分が利用できると言われてています。


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