テストステロン少ない男の特徴は体脂肪率が高い?多い人の特徴は?
テストステロンはアンドロゲンに属するステロイドホルモンです。
決断力、積極性、攻撃性、負けず嫌いなどに関係し、
男女問わずアンチエイジングに必要なホルモンで、
活力の基となります。
@アンドロステネジオン
Aテストステロン
Bデヒドロエピアンドロステロン
この三種類の総称をアンドロゲンと呼びます。
アンドロゲンのメインはテストステロンです。
テストステロンの原料はコレステロールです。
少食主義や菜食主義を続けていると、
原料であるコレステロールが不足して、
テストステロンの分泌量が減る場合があります。
胎児期に浴びたテストステロンの量が多い人は、
数学的思考を扱う部分の発達が促進されると言われています。
利き手の指を伸ばした時、
人差し指より薬指の方が長い人は
テストステロン値が高い傾向にあります。
薬指の長さは年齢よって少しずつ変化します
男性は高校生の時が一番長いです。
テストステロン値は朝に高くて夜に低いという傾向にあります。
このような傾向をホルモン値の日内変動と言います。
テストステロン値が高い朝は決断力があり集中できる時間です。
朝一番が最も集中できる時間帯であり、
仕事も勉強も捗ります。
どの自己啓発本や成功哲学本を読んでも
朝の時間帯を有効に使えと書かれています。
テストステロン値が高い朝の時間帯にこそ、
人生で重要な決断をしましょうという事です。
億万長者の9割が朝型人間というデータがあります。
昔は「早起きは三文の徳」と言われていましたが、
今は「早起きは三億の徳」と言われています。
テストステロン値が一番下がる時間帯は午後3時です。
テストステロン値が一番下がる午後3時は
集中力が最も下がりやすくなり、
作業効率が落ちて眠くなる時間帯です。
枢要な会議や決断は午後3時を避けるようにしましょう。
血液中のテストステロン値が高い男性は、
女性に好かれ、子供が多く、運動能力が高く、
出世する傾向にあり、社会的地位が高く、
収入が多く、闘いを好み、勝利するなどの
多くの報告があります。
海外の医学論文によると、
テストステロン値が高いデイトレーダーは高収入で、
テストステロン値が高い相撲取りは番付が高い
などのデータがあります。
テストステロンには、
気力を高揚させたり、
骨を強くしたり、
筋肉量を増やしたり、
内臓脂肪を減らしたり、
細胞の老化と癌化を防いだり、
動脈硬化の予防に働きかけたり、
血管を拡げて脂質代謝を改善したり、
コラーゲンを増やして肌を強くするなどの働きがあります。
最近では、血管、認知機能、
コレステロールにも関係する事が分かっています。
肥満もテストステロンに左右される事が分かっています。
テストステロン値が下がると内臓脂肪が増える事が分かっています。
中年太りというのは食べ過ぎや飲み過ぎが原因ではなく、
テストステロンの減少が関わっているかもしれないのです。
鬱病の人はテストステロン値が低く、
コルチゾール値が高い傾向にあります。
高齢者ではテストステロン値が高い方が
長寿であるという傾向が分かっています。
女性も副腎や卵巣からテストステロンは分泌されています。
血中テストステロン値で比較すると、
男性の5〜10%と言われています。
テストステロンは女性がいつまでも若々しくいるために
重要な役割を担っている事が最近の研究で分かっています。
女性の体内にはテストステロンがエストロゲンの10倍近くあります。
女性の中には男性を上回る量のテストステロンを持っている場合もあります。
テストステロンが高いと心筋梗塞のリスクが半分くらいに減ります。
癌で亡くなるリスクも約3割減ります。
男性は加齢に伴ってテストステロンの分泌量が減少しますが、
女性は更年期を迎えると、
テストステロンの分泌量が減らないか
ちょっと上がってくる傾向にあります。
テストステロン値が高い職業は、
画家、音楽家、芸術家、芸能人、政治家など、
自分を表現するクリエイティヴな職業が多いです。
テストステロン値が低い人職業は、
牧師、教師、医者、弁護士、公務員など、
倫理や規範を求められる職業に多いです。
社会的な監視の目を意識するからでしょう。
男性のテストステロン値が人生で
一番高い時期は20歳前後です。
テストステロンの分泌量は加齢に伴って緩やかに減少し、
40歳から45歳くらいに男性更年期障害が起こります。
男性は自分の更年期を自覚しにくいものです。
テストステロンの分泌量が減少すると、
筋力、持久力、運動能力、治癒力、筋肉量、
骨密度、性機能、睡眠の質などが低下します。
また、コレステロール値が上昇し、
皮膚の萎縮や鬱症状も現れます。
テストステロン値は生存率と密接な相関関係にあります。
テストステロン値が低いと心臓病、
糖尿病、メタボリック症候群などが増え、
生存率が下がり、長生きできないのです。
また、テストステロン値が低い人は、
アルツハイマー型認知症予防になりやすい事が分かっています。
テストステロン値を下げる最大の原因はストレスです。
本来テストステロンは副交感神経の支配下にあります。
副交感神経が優位になるとテストステロン値は上がります。
友達と会う事でストレスが緩和され、
副交感神経が優位になるので、
テストステロン値が上がります。
テストステロンはドーパミンを発生させます。
逆にドーパミンを増やす事でテストステロン値が上がります。
脳に刺激を与えるとドーパミンが産生され、
テストステロン値が上がります。
赤色を見るとテストステロン値は上がります。
昔から赤色は強さ、若さ、闘争心の象徴でした。
ヨーロッパを制したナポレオンのマントは赤色です。
還暦を迎える人に贈られるちゃんちゃんこは赤色です。
赤いスポーツカーを見るとテストステロン値は上がります。
テストステロン値は勝ち負けに反応します。
スポーツ観戦で自分が応援しているチームが勝つと、
テストステロン値は効果的に上がります。
スポーツ観戦で自分が応援しているチームが負けると、
テストステロン値は急速に下がります。
仕事と全く関係ない習い事をすると
テストステロン値が上昇します。
緊張を伴わずに競争できる事に
打ち込むのが理想的です。
運動で筋肉に刺激を与えると、
テストステロン値は上がります。
有酸素運動でも効果がありますが、
さらに効果的なのは筋肉トレーニングです。
体脂肪率を低くするとテストステロン値は上がります。
テストステロンには眠りを深くする作用もあります。
一般的にテストステロン値は睡眠中に上昇します。
睡眠の質が悪かったり睡眠時間が短かったりすると、
テストステロンが充分に分泌されません。
質の高い睡眠をとる事がテストステロン値を上げる絶対条件です。
大蒜を生で食べると、
テストステロン値が下がります。
大蒜は火を通してから食べて下さい。
テストステロンを増やす食べ物は、
葱、玉葱、大蒜などです。
玉葱をはじめとするユリ科ネギ属の植物中の含硫アミノ酸には、
男女のテストステロンを作る働きを活性化させる事が分かっています。
また、玉葱に含まれているケルセチンは、
テストステロンの排出を抑えてくれます。
同時に蛋白質を摂取すると効果的です。
玉葱の味噌汁やすき焼きは理に適っています。
また、牡蠣に含まれている亜鉛、
羊肉に含まれているカルニチン、
チョコレートに含まれているカカオポリフェノールなども、
テストステロンを増やすための材料となります。
漢方薬の補中益気湯は
テストステロン値を上昇させ、
コルチゾールを低下させます。
テストステロンが上がる時
- ワクワクしている時
- 自分が試合に勝った時
- 自分が応援している選手が試合に勝った時
テストステロンが下がる時
- 試合に負けて落胆している時
テストステロンを増やす食べ物
- 葱
- 玉葱
- 大蒜
- 辣韮
- 韮
テストステロンを増やす栄養素
- ヴィタミンD
- 亜鉛
- 飽和脂肪酸
- マグネシウム
- 乳清タンパク
- ヴィタミンC
- アリシン
テストステロンの効果
- 体脂肪減少
- 筋肉量増加
- 骨量増加
- 運動能力機能向上効果
- 動脈硬化予防
- 高血圧予防
- 糖尿病予防
- 記憶力改善
- 骨粗鬆症予防
- 関節炎予防
- 変形性関節変化予防
- 鬱病予防
- アルツハイマー型認知症予防