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あんず油のデメリットは匂い?
杏は、ヒマラヤ西部からフェルガナ盆地にかけての地域を原産とする、
バラ科サクラ亜目サクラ属の落葉小高木の果実です。
古来中国では「唐桃」と呼ばれ、紀元前3000年頃には主に薬用として栽培されていました。
種の中の杏仁は漢方薬として利用されるほど薬効が高いとされます。
日本では林檎の産地と分布がほぼ一致しており、
冷涼な気候の長野県や青森県などで栽培されています。
栄養成分は、β-カロテン、ヴィタミンC・E、カリウム、鉄分、食物繊維などを含みます。
ヴィタミン類ではAが多く、リン、鉄などのミネラル類も豊富です。
中でも癌予防や老化防止に効果があるβ-カロテンを多く含んでいます。
杏は果物の中でも最高の値のカロテンを含んでいます。
干し杏にするとβ-カロテンの量は三倍以上に増えます。
杏の果肉部にはギャバが含まれています。
ギャバは脳の血行を良くしてストレスを軽減する効果があります。
杏の実は、適度な甘みと酸味を持っています。
酸味の主成分はリンゴ酸、クエン酸 などの有機酸で、
甘みの主体はブドウ糖、果糖などから成っています。
杏の成分である、蔗糖、ブドウ糖、クエン酸、リンゴ酸は、
胃腸の働きを活発にし、胃液の分泌を促進させます。
従って、消化を助け、内臓の働きを正常にします。
体を温める作用が強く、常食すれば頑固な冷え症も改善されます。
熟していたら痛みが早いので、
なるべく早めに食べ切るようにします。
杏の品種
- 平和
- 昭和
- 新潟大実
- 信州大実
- 山形3号
- 信山丸
- ハーコット
- ゴールドコット