ドラゴンフルーツは美容効果抜群
ドラゴンフルーツは中南米原産の
サボテン科ヒモサボテン属の
サンカクサボテンの果実です。
ドラゴンフルーツの歴史は古く、
少なくと13世紀以降の
アステカ王国時代には
食べられていたそうです。
ドラゴンフルーツの主な産地は、
メキシコ、ベトナム、台湾などです。
日本には1990年代から輸入され、
沖縄本島、石垣島、奄美大島などの
温かい地域で農業栽培されています。
沖縄県では庭先でドラゴンフルーツを
栽培している家庭をよく見かけます。
石垣島では露店で販売しているのを見かけます。
ドゴンフルーツはサボテン科に属す事から、
夏の暑さ、干ばつ、病害虫に強いので、
農薬をほとんど使わずに栽培できます。
毎年7月頃〜10月頃まで
数回にわたって収穫されます。
果実は不思議な色と形をしていて、
果皮が三角形で突起があり、
龍の鱗で覆われているように見える事から
ドラゴンフルーツと名付けられました。
夜に大きな花を咲かせる事から
「夜の女王」「ムーンフラワー」とも呼ばれています。
ドラゴンフルーツは果皮や果肉の色によって、
レッドピタヤ、ホワイトピタヤ、
イエローピタヤなどに分類されます。
美容の発信地であるハワイでは、
アサイーよりも美容効果が高いフルーツとして、
注目を集めています。
ドラゴンフルーツはサボテンになる果実なので、
家庭でも簡単に栽培する事ができます。
園芸の世界でも人気があるようです。
ドラゴンフルーツには、ヴィタミンB1、B2、
葉酸、カリウム、ナトリウム、マグネシウム、
アルブミン、アントシアン、食物繊維などが
含まれており、美容や痩身に効果的です。
ナトリウムの排泄を促すカリウムが多く含まれているので、
高血圧予防の効果が期待できます。
葉酸も比較的多いので妊婦の方や
貧血気味の方にもお勧めです。
ドラゴンフルーツにはアルブミンが含まれています。
アルブミンは単純蛋白質の一種で、
体内の有害な重金属と結合して
体外に排出する働きがあります。
皮も果肉も赤いレッドドラゴンフルーツには
色素成分ベタシアニンが豊富に含まれています。
ベタシアニンはポリフェノールの一種で、
強い抗酸化力があり、
癌や動脈硬化を抑制する効果が期待できます。
ドラゴンフルーツにはバナナの
65倍の食物繊維が含まれています。
ドラゴンフルーツの食物繊維は水を含むと
10倍以上に膨らんで胃の中で留まるので、
空腹感を抑える事ができます。
また、整腸効果があるので
大腸癌予防の効果が期待できます。
赤肉種に含まれる色素は天然色素として
染料や口紅などに使われています。
ドラゴンフルーツの食べ方ですが、
縦に四等分したものをスプーンで
掬って種ごと食べるのが一般的です。
切ったドラゴンフルーツを冷蔵庫で
冷やすと美味しく食べる事ができます。
ドラゴンフルーツの保存方法
冷蔵庫の野菜室に入れて保存します。
追熟しない果物ですので、
あまり日持ちしないので、
早めにお召し上がり下さい。
ドラゴンフルーツの品種
- 白肉種
- 赤肉種
- 桃肉種
- 黄皮白肉種
- ミニドラゴンフルーツ