春山式とは
春山茂雄先生は、京都府出身の東京大学医学博士で、
人間ドック専門医、健康スポーツ認定医、加圧トレーニング統括指導者、
恵比寿ブエナヴィスタクリニック院長、青葉台ブエナヴィスタクリニック顧問医です。
600万部という驚異的な売り上げを記録した『脳内革命』の著者としても有名で、
西洋医学と東洋医学を融合した治療・健康指導で高い評価を得ています。
健幸倶楽部、メディカルエステなど、
従来の枠を越えた幅広い医療事業を展開し、
筋肉強化による若返り法を実践しておられます。
春山茂雄先生は、4歳から18歳までの間、
禅寺で睡眠時間3時間で365日休みなしで、
座禅、瞑想、木魚を両脇に置いて
両手で左右交互に叩くなど
厳しい修行を積まされていました。
三〜五日間の水断食も何十回とやらされたそうです。
一ヶ月間、重湯だけで過ごした事もあったそうです。
子供の頃は、ほとんど学校には行っていなかったので、
字もまともに書けなかったそうですが、
高校の全国模擬試験では、
常に西日本で二、三番の点数を当たり前に取るようになり、
医師を目指して東京大学医学部に入学しました。
修行で得た睡眠脳波で勉強すると、
よく理解でき、ノートに書かなくても記憶できたからです。
春山茂雄先生は、実年齢よりかなり若く見えます。
体組成計による測定では、
71歳の時点で体内年齢28歳という結果が出ています。
春山式では、果物をデザートとしてではなく食事の前に食べるよう勧めています。
血糖値をあまり上げず、お腹も満足するので、
その後の過食を避けられるからです。
できれば果物から食事まで30分の間を開ける事。
また、新鮮な野菜もできれば食事前に。
春山茂雄先生は、食前30分くらい前に
林檎などの果物や野菜を食べるそうです。
果物・野菜で1日に350グラムは食べた方がいいのですが、
そのうち200グラムを果物、残りを野菜という形で食べているそうです。
また、食べる時は本当によく噛むそうです。
最後まで噛んで途中で飲み込まないそうです。
そして、時々、断食をするそうです。
食物に含まれる成分中、人体の中で薬として働くものをファイトケミカルと呼び、
六系統あるのですが、その中で最強のファイトケミカルがポリフェノールです。
林檎、柿、葡萄、苺…果物に豊富なポリフェノールは筋肉を作るのにも有効な成分です。
不老長寿のために何か一つ果物を選ぶとすれば林檎です。
葡萄や苺は季節性があるのに対して、
林檎は量が多くて安くて保存性が高いからです。
海藻は太古の昔から日本人の食卓には欠かせない食品でした。
海藻にはカルシウムやマグネシウムに加え、
体液や血液の状態を一定に保つカリウム、
それに鉄などが豊富に含まれています。
フコダインなど抗癌剤的な働きをする成分も含まれています。
甲状腺を刺激するヨウ素類も豊富です。
また、海藻に含まれる水溶性食物繊維は血糖値の急上昇を防いだり、
血圧や血中のコレステロール値を下げる働きがあります。
かつてアメリカでは海藻に対して「海の雑草」という蔑称を使っていましたが、
最近では「海の野菜」と呼び、積極的に食べるようになっています。
海藻は牛乳に比べてカルシウムの利用効率が1000倍も高いという報告もありますから、
是非、積極的に食べるようにしたいものです。
大豆はアディポネクチンを増やすのに最強の食材と言えます。
大豆蛋白は、コングリシニン、ベータコングリシニン、
脂質会合蛋白質の三種類から構成されていますが、このうち、
ベータコングリシニンがアディポネクチンを増やす事が肥満学会で発表されています。
大豆製品の中でも、豆腐が最も効率的にベータコングリシニンを摂取できます。
きのこ類には、β-グルカンなど癌を抑える働きをするとされる成分が多く、
繊維素も含まれているので、是非食卓に載せたいものです。
ブリ、マグロ、レバーにはコエンザイムQ10が含まれています。
鶏の胸肉、中でも羽の付け根の部分には
アンセリンやカルノシンという物質が豊富にあります。
内臓類には、シトクロムCが豊富に含まれています。
塩分の摂りすぎには注意が必要です。
日本人は1日10〜12グラムも摂取していますが、
健康的な塩分摂取量は6グラム程度です。
塩分の少ない食事ほど癌の発生率が低いのは世界共通の常識です。
長寿者の二つの共通点
- インスリンの血中濃度が低い。
- アディポネクチンの血中濃度が高い。
細胞の寿命を延ばす六種類の物質
@ | レスベラトロール |
---|---|
A | ブテイン |
B | ピセアタンノール |
C | イソリキリチゲニン |
D | フィセチン |
E | ケルセチン |
春山式不老長寿健康法
- 一日に何回か深呼吸をする。
- 濃縮酸素を吸入する。
- 電解水素水を飲む。
- GI値の低い食品を食べる。
- 長寿物質が豊富な林檎や葡萄を食べる。
- 果物や野菜は食前に食べる。
- 果物や野菜は1日350グラム食べる。
- 海藻を食べる。
- きのこ類を食べる。
- 大豆系蛋白質を摂る。
- 胚芽米を食べる。
- 牛肉、豚肉よりも魚を食べる。
- ブリ、マグロ、レバーを食べる。
- 鶏の胸肉を食べる。
- 内臓類を食べる。
- 塩分を控える。
- サプリメントを過剰に使用しない。
- 低血糖時間を作る。
- よく噛んで食べる。
- 食事中は腹を立てない。
- 腹六分目の少食を心掛ける。
- 夜10時以降は何も食べない。
- 体は温める。
- 肌にオゾン水を塗る。
- 体の水分率を把握する。
- 古い筋肉を壊す。
- 腰から下の筋肉を作る。
- 内臓脂肪は常に測定する。
- 無酸素運動の約100分後に有酸素運動を行う。
- 加圧トレーニングを行う。
- スロー・スクワットを行う。
- スロー・ウォーキングを行う。
- スロー・ジョギングを行う。
- 自転車漕ぎ型の運動をする。
- 磁気を利用して体温を上げる。
- 炭酸泉に浸かる。
- 崇高な欲求を持って行動する。
- 好きな音楽を聴く。
- 動物を飼う。
- 恋愛心を失わない。
- 性的妄想をする。
- 過激な性行為は避ける。
- 北枕で寝る。
春山茂雄先生ほど薬を使わない医者は世界には存在しないでしょう。
しかも、薬を使わないのに治療成績が良いと評判なのです。