本ページはプロモーションが含まれています
カボチャは冬至の縁起物
カボチャは、南北アメリカ大陸原産のウリ科カボチャ属の果実です。
日本には1541年に大分県に漂着したポルトガル船が、
大名の大友宗麟さんにカンボジア産の
カボチャを贈ったのが最初と言われています。
カンボジアから持ち込まれたため、
カンボジアが訛ってカボチャと呼ぶようになったそうです。
カボチャはヴィタミンAやカロテンが豊富で、
昔から風邪や中風予防に効果があるとされてきました。
「冬至にカボチャを食べると風邪をひかない」という言い伝えは、
現代の栄養学からも証明できます。
果肉の濃い黄色は、癌や老化を予防するカロテンです。
β-カロテンには抗酸化作用があり、
発癌の元凶となる活性酸素を
無害化する働きがあります。
カロテンの一部は、体内でヴィタミンAに変換され、
血管壁や皮膚や粘膜を強化し、
皮膚の美容、動脈硬化、鳥目、眼精疲労、
風邪、肺炎などの予防・改善に奏効します。
ヴィタミンB1、B2は血行を良くするので、
体を温め、風邪の症状の緩和に役立ちます。
ヴィタミンCはウイルスへの抵抗力をつけ、
風邪の予防に効果を発揮します。
カボチャのヴィタミンEの含有量は野菜の中で最も多く、
優れた抗酸化作用があります。
ヴィタミンEには老化防止の効果があるので
「若返りのヴィタミン」とも呼ばれています。
食物繊維も豊富で、整腸作用だけでなく、
大腸癌の予防、血圧の調整などにも効果があります。
カボチャの種子は、漢方では「カボチャ仁」と言われ、
回虫や蟯虫の駆虫薬として用いられてきました。
カボチャの種子にはリノール酸が多く含まれており、
動脈硬化の予防と改善に効果的です。
カボチャの品種
- 日本カボチャ
- 西洋カボチャ
- ペポカボチャ
- 交雑種