ベビーキウイは目の健康を保つ
ベビーキウイは日本や東アジア原産の
山岳地帯に自生する落葉樹の実で、
キウイフルーツと近縁のサルナシの一種です。
寒さに強いため、北海道にも自生しています。
近年、長野県などで栽培されるようになりました。
酸味が弱くて甘みが強いのが特徴です。
洗うだけで簡単に食べられる新感覚フルーツです。
皮ごと食べられるのでナイフやスプーンは不要です。
豊富な栄養を手軽に摂取できるので
女性からの注目度が急上昇中です。
2016年11月20日の『林先生が驚く初耳学』で
フルーツ研究家の中野瑞樹先生が
ベビーキウイを紹介しておられました。
日本のベビーキウイは生食には向かなかったとの事で、
流通はアメリカオレゴン産やチリ産が主流のようで、
日本に逆輸入されています。
2〜3月には南半球のチリ産、
9〜10月には北半球のアメリカ産が流通します。
収穫の期間が短いので
一年を通じてあまり市場に出回る事がなく、
普通のスーパーや八百屋の店頭でも
あまり見かけないマイナーな果物です。
ベビーキウイにはβ-カロテン、
ヴィタミンC、ルテイン、クロロフィル、
アクチニジン、myo-イノシトール、
食物繊維などが多くの栄養素が
豊富に含まれています。
ベビーキウイは通常のキウイフルーツと比較すると、
β-カロテンが3.2倍、
ルティンが1.8倍、
クロロフィル濃度が2.4倍、
蛋白質分解酵素アクチニジンが1.9倍
も含まれています。
ベビーキウイはヴィタミンCが豊富で、
その含有量はオレンジの5倍です。
ベビーキウイはヴィタミンEが豊富で、
その含有量はアボカドの2倍です。
ベビーキウイはルテインが豊富に含まれています。
ルテインは目の水晶体や網膜に存在します。
ルテインを体内で合成する事ができないので、
食品から摂取するしかありません。
ルテインには白内障や
加齢性黄斑変性症の
予防効果が期待できます。
肉を食べた後にベビーキウイを摂取すると
蛋白質分解酵素アクチニジンによって
消化促進効果が期待できるそうです。
ベビーキウイは食物繊維が豊富なので
整腸効果が期待できます。
ベビーキウイの品種
- ケンズレッド(メス)
- ジュネーブ(メス)
- パープルシャドー(メス)
- バイエルン(オス)