胡瓜はホスホリパーゼの宝庫
胡瓜は、インド北部ヒマラヤ山麓原産のウリ科キュウリ属のつる性一年草の果実です。
胡瓜を好物とした歴史上の有名人としてローマ皇帝ティベリウスがいます。
日本では平安時代から栽培さています。
胡瓜の利尿作用は、昔から民間療法で利用されてきました。
胡瓜の水分含有量は95.4%と非常に多く、夏の暑い時期には欠かせない野菜です。
1本11kcalと非常に低熱量なので、美容と肥満対策にも最適です。
胡瓜はイソクエルシトリンという利尿作用成分を含んでいるので、
膀胱炎や急性腎炎による浮腫みを取る効果があるとされています。
胡瓜の香り成分ククルアスコルビン酸はポリフェノールの一種で、
癌を抑制する効果が確認されています。
同じく抗癌作用のあるステロールや、白血球を活性化する成分も含まれているため、
胡瓜の癌抑制効果はかなり期待できると言えます。
胡瓜は生食する事が多いので、カリウム、マグネシウム、
カルシウムなどの栄養を損なう事なく摂る事ができます。
特に、カリウムには利尿作用や高血圧予防効果などがあります。
胡瓜の青臭さの成分ピラジンは、血栓を予防し、
脳梗塞や心筋梗塞などに効果があると言われています。
胡瓜は、ギネスブックに「世界一カロリーの低い野菜」として掲載されましたが、
皮膚や毛髪の健康に不可欠な珪素が多く含まれている事はあまり知られていません。
胡瓜を糠漬けにすると、
糠のヴィタミンB1を吸収して含有量が10倍以上も増え、
疲労回復などに絶大な効果を発揮します。
胡瓜には、ホスホリパーゼという脂肪分解酵素があります。
ホスホリパーゼは、体内で脂肪を分解したり、体の代謝を向上する効果があります。
擦り下ろす事で細胞膜が破れて脂肪分解酵素が活性化するので、
通常より効率よく酵素を摂取する事ができます。
毎回の食事に擦り下ろし胡瓜をプラスする事で、
非常に高い痩身効果が期待できます。
擦り下ろし胡瓜は意外とどんな料理にも合います。
胡瓜の品種
- 白イボ系
- 黒イボ系