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メロンの栄養は疲労回復を促進する
メロンは、インド原産のウリ科の一年生草本植物の果実です。
すでに有史以前にエジプト、
ギリシャで栽培されており、
日本にも弥生時代には伝わっていたようです。
品のある甘い香りが魅力的で、
昔から贈答品としても多く利用されてきました。
主な産地は、茨城県、北海道、熊本県などです。
静岡県では、メロンを富士、山、白、雪と、
地方色のある呼び名で等級分けしているそうです。
メロンの甘味成分は、蔗糖、ブドウ糖、果糖などの糖質です。
酸味成分は、クエン酸、リンゴ酸、酒石酸などの有機酸です。
その上にβ-カロテン、ヴィタミンB1、B2、C、カリウムが含まれているので、
暑気払いや夏パテの回復には有益です。
メロンに含まれるカリウムの量は
果物の中でもずば抜けて多く、
水分バランスの調節をする働きがあり、
浮腫み、高血圧、腎臓病の予防に有効です。
メロンに多く含まれているパントテン酸は、
分解された脂質の代謝を調整して、
コレステロールを低減し、
脂肪の蓄積を防止する効果があると言われています。
メロンにはアデノシンという成分が含まれており、
血液凝固を抑制する働きがあり、
脳卒中や動脈硬化を予防します。
メロン独特の甘い香りの主成分であるテルペンには、
抗癌作用があるとされています。
摘み採ってから追熟させなければならないのは、
細胞の中に不溶性のプロトペクチンがあり、
これを分解させて可溶性のペクチニン酸や
ペクチン酸にして果肉を柔らかくするためです。
完熟前のメロンは常温で保存しましょう。
食べ頃の合図は甘い香りが強くなってきた時です。
食べる2〜3時間前に冷蔵庫に入れて冷やすのがお勧めです。
メロンの品種
- マスクメロン
- 夕張メロン
- アンデスメロン
- クインシーメロン
- アムスメロン
- タカミメロン
- オトメメロン
- ルピアレッド
- プリンスメロン
- ホームランメロン
- ハニーデューメロン
- キンショウメロン