爪に現れる病気のサイン!爪ボコボコ1本だけ!爪ピンクの部分割れた!
東洋医学では、爪の色や形はその人の健康状態を反映していると言われています。
古くから爪の生え際は鍼灸治療のつぼとして用いられてきました。
爪の周辺には、動静脈吻合と呼ばれる場所があります。
動静脈吻合とは、毛細血管を間に挟まずに、
動脈と静脈が直接繋がっている構造の事です。
爪の生え際に刺激を与えると、
吻合部が大きく開き、
温かい動脈血が静脈へ流れます。
その結果、指先だけでなく全身の体温が上がり冷えの改善に繋がります。
さらに内臓に流れる血液量が増加する事で内蔵機能が高まります。
その上、リンパ球の数も増加するため、免疫力も向上します。
爪揉みを始めると一時的に痛みが出る事があります。
これは患部に血流が集まり、
組織が活性化し始めた生理的な反応で、
症状が改善する前兆です。
爪揉みは副交感神経を優位にして心地よい眠りを誘うので、
就寝前に爪揉みを習慣にするのが理想的です。
爪揉みのやり方
手の指の爪の生え際にある両側の角を、
反対側の親指と人差し指で両側から摘まみ、
そのまま痛いくらいの強さで押し揉みします。
両手の親指、人差し指、中指、小指を10秒ずつ刺激します。
自分が治したい症状に対応する指は、20秒ずつ刺激します。
親指の爪揉みで改善する症状
- アトピー性皮膚炎
- 咳
- 喘息
- リウマチ
- ドライマウス
- 円形脱毛症
- 癌
人差し指の爪揉みで改善する症状
- 潰瘍性大腸炎
- クローン病
- 胃・十二指腸化潰瘍
- 胃弱
中指の爪揉みで改善する症状
- 耳鳴り
- 難聴
小指の爪揉みで改善する症状
- 脳梗塞
- 呆け
- パーキンソン病
- 物忘れ
- 不眠
- メニエール病
- 高血圧
- 糖尿病
- 肩凝り
- 腰痛
- 老眼
- 動悸
- 頭痛
- 腎臓病
- 頻尿
- 肝炎
- 痺れ
- 肥満
- 生理痛
- 子宮筋腫
- 子宮内膜症
- 更年期障害
- 顔面神経麻痺
- 自律神経失調症
- 不安神経症
- 鬱病
爪の異常から病気が分かる事があります。
例えば、爪に横の筋があったり、凹みがあった場合、
甲状腺の病気とか腎臓の病気が見つかる事があります。
爪に入る筋が縦か横かで健康上に大きな違いがあります。
縦に入る爪の筋は主に加齢によるもので、
多くの人に見られる老化現象の一つです。
しかし、横に筋が入ったり凹みがある場合、
糖尿病や腎臓病の可能性が疑われます。
さらに、ばち指と呼ばれる症状が現れたら注意が必要です。
ばち指とは爪の付け根が盛り上がって丸くなった状態です。
ばち指が出る疾患は様々ありますが、
重度のものでは肝硬変や肺癌の可能性が疑われます。