ルッコラはイタリア料理の定番
ルッコラは、地中海沿岸原産のアブラナ科キバナスズシロ属の一年草です。
古代ギリシャ・ローマ時代から栽培されていたという歴史があり、
クレオパトラが美貌を保つために好んで食べていたと言われています。
ルッコラの主な産地は、
エジプト、イタリア、フランスなどです。
国内での主な産地は、
東京都、静岡県、千葉県などです。
ルッコラはスーパーのハーブの葉のコーナーで
1年中手に入れる事ができます。
温暖な気候の地域で栽培されたものは
春と秋に多く出回ります。
発芽率が高く、
病気に強く、
生命力もあり、
プランターで栽培できるため、
家庭菜園で育てやすいです。
ルッコラはイタリア料理には欠かす事のできない野菜で、
サラダ、ピザ、パスタ、カルパッチョ、肉料理の付け合わせなどに用いられます。
ルッコラは胡麻のような香味と若干の苦みがあるので、
グリーンスムージーにアクセントとして追加するのもお勧めです。
ルッコラは、β-カロテン、ヴィタミンC、E、
カリウム、カルシウム、リン、葉酸、食物繊維を豊富に含み、
主にサラダとして生食にされます。
ルッコラの花も食用になります。
ルッコラの辛味成分であるアリルイソチオシアネートには、
胃液の分泌を促し、腸の働きを整える働きがあります。
ルッコラには解毒効果があるグルコシノレートが含まれています。
肝機能を補助する事で、有害物質の解毒作用が高まります。
葉が柔らかくて食べやすいのでサラダなど生食に適していますが、
オリーヴ油などで炒めると苦味・辛味が抑えられ、食べやすくなります。
ルッコラの種には強壮作用があるとされ、
ハーブティーに用いられています。
ルッコラの保存方法
水で湿らせたキッチンペーパーなどに
包んで野菜用のポリ袋に入れ、
根元の部分を下にして
冷蔵庫の野菜室で立てて保存します。
2日以内を目安にお召し上がり下さい。
ルッコラの品種
- オデッセイ
- スカイロケット
- スプリント
- アラジン
- アポロ
- アストロ
- カルチベイテッド
- カルチベイテッド・ラージ・リーフ
- ランウエイ
- セルバチコシーメン