萩原式とは
萩原義秀先生は、大分県大分市出身の医学博士、薬学博士で、
日本薬品開発会社の社長で、萩原健康科学研究所会長でした。
私たちの体は約60兆個もの細胞の活動で維持されています。
私たち人間の細胞と緑葉の細胞は非常によく似ています。
細胞には電解質という重要な成分がありますが、この電解質の組成もほとんど変わりません。
草や木の葉が濃い緑色をしているのは葉緑素のためですが、
この葉緑素の構造式は人間の赤血球の血色素の構造式と瓜二つです。
異なる点と言えば、葉緑素がマグネシウムを取り込んで結合しているのに比べ、
血色素は鉄を取り込んで結合しているという点だけです。
いわば緑葉の汁は、人間の草や木の血液と言えます。
逆に言えば、緑の血液は人間の赤い血液にもなりうるのではないでしょうか。
萩原義秀先生は、植物の生命要素を創り出している中心の場所である緑葉に着目し、
それらを青汁の形で摂取できないかと考え、150種類もの野菜や野草を分析しました。
青汁の原料としては、ケール、ハコベ、ヨメナ、アカザ、クローバー、クズ、
アカシヤ、ツタ、豆類、セリ、ピーマン、柿の葉、松葉、笹の葉などがあります。
しかし、いずれも青汁にするとアクが強く、飲みにくくなるものが多いです。
白菜、レタス、キャベツなどは、まず緑色が淡い点で落第でしょう。
セリ、ピーマン、柿の葉、松葉などは有効成分はありますが、
日常的に摂らなくてはならない青汁としては刺激成分が多すぎます。
菠薐草は、緑が濃く柔らかで、アルカリ度もある程度高いのですが、
ミネラルの含有量が比較的少ないです。
アロエ、ゲンノショウコ、ドクダミ、イタドリ、センブリなどは薬ではありますが、
激しい成分も含まれているので、常用に適する食品ではありません。
植物は何千種とあり、それらは150種くらいの科に分類されます。
よく知られているのが、バラ科、イネ科、キク科、マメ科です。
この中でイネ科が最も無毒であるとされています。
イネ科の植物は、地球上の至る所に生育しています。
これらを摂取すれば、動物たちは食いはぐれがありません。
ナス科には、生理作用の強いアルカロイドが多く含まれている事が多いです。
麦は私たちの祖先が数万年をかけて選び抜いてきた主食です。
他の野菜は、あくまでも主食の添え物にすぎません。
麦は人間の体に最も適した栄養素を含んでいるのです。
麦といえば小麦粉やパンの原料になる穂の部分に注目しがちですが、
葉の部分の方がヴィタミン、ミネラル、酵素、フラボノイドなど、
健康のために必要な有効成分が豊富に含まれています。
麦の中でも小麦の葉は小さく緑色も淡く、大麦の葉の方が幾分良質のようです。
人類の主食は穀物でも野菜でもありません。
人類の主食は穀草です。
パンダの主食が笹の葉、コアラの主食がユーカリの葉だとすれば、人類の主食は大麦若葉です。
そんなに素晴らしい大麦若葉なら、なぜ今まで人類は食べてこなかったのだろうと、
不思議に思われるかもしれません。
大麦若葉をそのまま生で食べればいいかというと、そうはいかないのです。
ヴィタミンやミネラルなどの栄養素は、すべて強固な植物細胞の中に閉じ込められています。
恐らく動物にすべて食べ尽くされて絶滅しないように、
植物細胞を頑丈にして身を守っているのでしょう。
そのまま食べたとしても、肝心の栄養素は体内に消化吸収される事なく、
細胞壁に包まれたまま、胃腸を素通りして体外に排出されてしまいます。
植物の主要構造であるセルロースを分解するセルラーゼを持たない人間は、
野菜の豊富な栄養が摂りにくいので、仕方なく動物性のものを食べるようになったのでしょう。
しかし、細胞壁を粉砕・除去して中身の栄養素を絞り出し、青汁にするという方法があったのです。
萩原義秀先生は、日本で始めて生の大麦若葉を熱乾燥も冷凍乾燥もせずに低温噴霧乾燥して、
ヴィタミン、ミネラル、アミノ酸、酵素、葉緑素などの活性を失わずに粉末化する事に成功し、
その事で1987年科学技術長官賞を受賞しています。
大麦若葉から抽出した青汁の粉末は、麦緑素と命名されました。
麦緑素の小さじ一杯分の栄養価は、麦の若葉30gに相当します。
大麦若葉、ケール、明日葉など、どんな青汁でも熱乾燥粉末しているものはすべて無意味です。
大麦若葉青汁エキスのバーリィグリーン・ネオメイトは、
大分県国東半島で無農薬栽培された赤神力という希少価値のある品種のみを使用しています。
同じ青汁を標榜する製品でも、よくTVCMで見かける熱乾燥粉末では、
牛にはあるセルラーゼという酵素が人間にはないのでほとんど吸収されせん。
麦緑素の特筆すべきはSODという活性酸素を除去する酵素を含んでいる事です。
他の青汁製品には、SODは全く含まれておりません。
生命の根源は太陽光線のエネルギーです。
植物は葉緑素を媒体として太陽光線のエネルギーを吸収し、
水と炭酸ガスから炭水化物を生産します。
動物は、それを食べて消費しています。
植物は太陽エネルギーを直接的に利用して生きています。
従って、植物は活性酸素に対する防御機構が最も発達した生物だと言えます。
その防御機構の一つがSOD酵素なのです。
若いという事は、SOD酵素が多いという事を意味します。
麦をはじめとするイネ科植物の若葉には、SOD酵素が多量に含まれています。
緑の植物は、活性酸素を瞬時に無毒化するSOD酵素を葉の中に大量に有しているからこそ、
いかに強い紫外線を浴びようとも枯れる事なく生命を維持し、生長を続けられるのです。
麦緑素のSOD酵素は、人間にとって天の恵みと言えます。
俳優の和田浩治さんは、胃潰瘍を切らずに麦緑素だけで治しました。
二子山部屋の若嶋津さんは、麦緑素を「健康の管理人」と語っています。
近鉄の鈴木啓示選手は、肉離れを麦緑素で克服しました。
船井総合研究所の船井幸雄先生は、麦緑素を一日一袋ずつ入浴前に飲んでいるそうです。
麦緑素を摂取する事で、白血病、高血圧、アトピー性皮膚炎、膵炎、胃潰瘍、糖尿病など、
多くの病気に効果がある事が証明されています。
最も新しい研究では、様々な原因で損傷した遺伝子を
正常に修復する成分が含まれている事も明らかになっています。