パッションフルーツとは
パッションフルーツは、アメリカ大陸の亜熱帯地域を原産とするトケイソウ科の果実です。
南米では古くから自生していましたが、
スペイン人宣教師が広めた事で注目されるようになり、
17世紀以降世界中に広まるようになりました。
日本での主な産地は鹿児島県です。
最近ではパッションフルーツを
栽培する人が増えているそうです。
パッション=情熱というイメージから
「情熱の果実」と思われがちですが、
実は「キリストの受難の果実」というのが正しい意味です。
時計の文字盤に似た花が咲く事から、
和名は「果物時計草」と呼ばれています。
β-カロテン、カリウム、ナイアシン、葉酸、ヴィタミンB6などが豊富に含まれており、
老化防止、生活習慣病予防や疲労回復などにも効果があるそうです。
近年では、花や葉に含まれる天然成分ハルミンが歯周病治療に役立つ事が発見されたそうです。
妊娠初期に必要な葉酸も多いので、
積極的に摂りたい果物です。
森永製菓の研究によると、
パッションフルーツの種子の中には、
ピセアタンノールという成分が多く含まれているそうです。
ピセアタンノールはレスベラトロールとも似た構造をもつ物質で、
アンチエイジングの効果が期待できます。
パッションフルーツに含まれる有機酸は、
追熟過程で分解され、
酸っぱさが低下して食べやすくなります。
そのままスプーンで掬って種ごと食べる事が多いです。
追熟すると甘みが増します。
パッションフルーツの品種
- 紫色種
- 黄色種
- 交雑種
パッションフルーツの薬効
- 疲労回復
- 老化防止
- 高血圧予防
- 心筋梗塞予防
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