モロヘイヤとは
モロヘイヤは、エジプト原産のシナノキ科コルコルス属の一年生草本です。
モロヘイヤは、5000年前から栽培されていました。
砂漠地帯でも育つので、生命力の強い緑黄色野菜と言えます。
エジプトではモロヘイヤ専用の包丁があるほど身近な野菜だそうです。
モロヘイヤは、アラビア語で「王家の野菜」という意味で、
モロヘイヤのスープで重病だったエジプト王が回復したという逸話があります。
クレオパトラも美容のためにモロヘイヤをスープにして飲んでいたと言われています。
モロヘイヤのカロテンの含有量は緑黄色野菜の中でもトップクラスです。
カルシウムの含有量も多く、ヴィタミンB1、B2、C、Eも含まれています。
ヴィタミンEの含有量は野菜の中ではナンバー1です。
ヴィタミンEには、強い抗酸化作用があり、血液を綺麗にして血栓を防ぎ、
癌や動脈硬化を予防するのに役立ちます、
ヴィタミンB1、B2、B6も豊富に含まれ、蛋白質の再合成を助けて疲労回復に役立ちます。
また、活性酸素の害から細胞を守る働きもあります。
免疫力を高めて風邪や癌を予防するヴィタミンC、
骨の形成を助けるヴィタミンKも含まれています。
モロヘイヤのカルシウムの含有量も野菜の中ではトップクラスで、
ヴィタミンKも含まれている事から、より強い骨作りをサポートします。
モロヘイヤにはケルセチンが多く含まれています。
ケルセチンはポリフェノールの一種で、
肝臓での脂肪燃焼を助ける働きがあります。
コレステロール値を低下させるのに有効な食物繊維も豊富に含まれ、
野菜の中では牛蒡にも勝るトップクラスの含有量を誇ります。
モロヘイヤに含まれている粘り成分のムチンやマンナンには、
粘膜を強化したり、胃腸の消化作用を促進したり、血糖値の上昇を抑えたり、
コレステロールを低減させる働きがあると言われています。
モロヘイヤの薬効
- 疲労回復
- 癌予防
- 高血圧予防
- 糖尿病予防
- 骨粗鬆症予防
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