栗とは
栗は、日本と朝鮮半島南部原産地のブナ科クリ属の落葉高木の堅果です。
縄文時代には栽培されていたようで、
万葉集にも詠われており、古くから親しまれています。
日本では秋の行事の供え物として使われ、
旧暦九月の十三夜の月は「栗名月」と呼ばれています。
栗の主な産地は、中国、韓国、トルコなどです。
日本での主な産地は、茨城県、熊本県、愛媛県などです。
栗は、日本栗、中国栗、アメリカ栗、ヨーロッパ栗に大別されます。
日本栗以外は、日本での栽培は難しいとされています。
中国栗は焼き栗に適しており、天津甘栗として親しまれています。
ヨーロッパ栗はマロングッセなどの菓子の原料として輸入されています。
栗は、種実類というグループに分類されますが、
実質的には芋類に近いと言われています。
栗は、種実類にしては珍しく脂肪は少なく、主成分は澱粉です。
ヴィタミンB1、B6、C、カリウム、カルシウム、
マンガン、葉酸、リン、食物繊維などを多く含みます。
栗は発芽に必要な栄養素を備えているので、小さくても栄養価の高いです。
1日に6~7個食べるだけでヴィタミン、ミネラル、
食物繊維などの必要量を満たす事ができます。
ヴィタミンB1は、澱粉を分解してエネルギーに変換するので、
精神疲労や筋肉疲労の回復を促進してくれます。
栗のヴィタミンCの含有量は種子類の中ではトップクラスで、
夏蜜柑やグレープフルーツと同じくらい豊富です。
栗のヴィタミンCは澱粉に包まれているため、
加熱による損失はほとんどありません。
栗はカリウムも豊富で、カリウムの量がナトリウムの量よりも多いので、
体内の過剰なナトリウムを排泄して血圧を下げる効果が期待できます。
栗は、果肉とそれを包み込む渋皮及び外皮の鬼皮から構成されています。
栗の果肉にはクマリン誘導体や没食子酸などの抗酸化物質が含まれています。
渋皮にはカテキンやプロアントシアニジンなどの抗酸化物質が含まれており、
栗の渋皮煮などで沢山摂取する事ができます。
また、栗の渋皮をお風呂に入れて入浴する事により、
アトピーの痒みなどが急速に改善する事が分かっています。
栗の品種
- 筑波
- 利平
- 銀寄
- 石槌
- 丹沢
- 国見
- 岸根
- 人丸
- 中国栗
- ヨーロッパ栗
栗の薬効
- 疲労回復
- 貧血予防
- 癌予防
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