バジルとは
バジルは、熱帯アジア原産のシソ科メボウキ属の多年草です。
ヒンズー教徒の間では、バジルは神に捧げる高貴な植物とされ、
幸福を願って家や寺院の周囲に植えられてきました。
古代ギリシャでは「王家の薬草」として浴湯や薬に利用されるなど、
古くからその効能が知られていたそうです。
イタリア料理に欠かせないバジルですが、特にトマトとの相性は抜群で、
ピザ、パスタ、ビネガー、サラダ、スパゲッティなどに利用されます。
バジルは非常に多くのβ-カロテン、カリウム、カルシウムを含んでいます。
アメリカの国立癌研究所はかつて癌予防に有効な植物性食品をリストにしていましたが、
そこにもバジルが紹介されていました。
独特の清涼感ある香りは、
リナロール、カンファ―、オイゲノールなどの複数の精油成分によるものです。
爽やかな香りで食欲を増進してくれる他、抗菌作用、消化促進作用もあります。
神経を鎮める作用もあり、鬱病や不眠症のための精神安定剤としての効果が期待できます。
バジルの品種
- スイートバジル
- ダークオパールバジル
- ブッシュバジル
- レタスリーフバジル
- レモンバジル
- アフロバジル
バジルの薬効
- 抗菌作用
- 解毒作用
- 消化促進作用
- 高血圧予防
- 骨粗鬆症予防
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