2023年8月8日放送のカズレーザーと学ぶ。で覚醒旅行について紹介されました!
覚醒旅行
場所細胞とグリッド細胞
ロンドンとニューヨークでは旅行で脳を鍛えるのはどっちでしょうか?
正解はロンドンです。
道が複雑な街に旅行に行くと脳が鍛えられやすくなります。
複雑な街だと空間認知能力が鍛えられるのです。
空間認知能力とは空間内で自分がどこにいるか認知する能力です。
空間認知能力は記憶の増強にも関与しています。
空間認知を行う脳部位はアルツハイマーで最初に損傷します。
ロンドン市街のタクシー運転手の脳を観察すると一般人よりも記憶を司る海馬の一部が発達している事が分かりました。
しかも発達度合いは勤務年数が長ければ長いほど大きいそうです。
場所細胞とグリッド細胞を鍛えるには移動する事が重要です。
観光人類学から見る旅は本能なのか?
人間が定住するようになったのは人類史の0.14%です。
つまり、人類史のほとんどは遊動生活だったのです。
生きるために移動して物を得たり食料を得たり生業を得たりっていうのが人類の歴史の中では長かったのです。
人類にとって移動は本能的行動なのです。
旅行とは人類にとっては大事な発明でイノベーションなのです。
脳内のサリエンスネットワーク
旅行中は仕事・収入の悩みが減少します。
さらに旅行が終わった後も仕事・収入の悩みが減少し続けるのです。
最近の研究によると、旅に出る事で脳の使い方が切り替わる事が分かっています。
さらに思考パターンまで変わってしまうそうです。
日常と旅行中では使われる脳の部位に違いが見受けられます。
日常の脳はデフォルトモードネットワークが活性化して省エネ状態になります。
旅行中の脳はサリエンスネットワークが活性化して周囲に警戒が向いてノルアドレナリンが放出されて衝動や注意に関する領域が活性化して今目の前の事に注意が向くようになります。
まとめ
旅行は脳を活性化させる効果があるので、この夏は是非旅行したいですね。
コメント