アセンション2015

苺とは

苺

苺は、南米チリ原産のバラ科の多年草の果実です。

1492年にクリストファー・コロンブスがアメリカ大陸を発見した後、
ヨーロッパに持ち帰り、17世紀になり、品種改良されて現在の苺が作り出されました。

苺の主な産地は、栃木県、福岡県、熊本県、長崎県、静岡県、愛知県、佐賀県です。

苺はクエン酸、リンゴ酸などの有機酸が含まれているので、
食前に摂取すると胃液の分泌を増し、食欲を増進させます。

苺のヴィタミンCの含有量は檸檬を遥かに上回り、果物の中では最も多いです。
ヴィタミンCは、肌・皮膚を若々しく保つ美肌効果、
コラーゲンの生成を促進し、体組織細胞の傷を修復する効果、
メラニンの生成を抑え、染みを予防する効果があります。

鉄も多く含まれているので、貧血を改善する効果があり、
皮膚を美しくして血色のよい顔色を作ります。

苺はカリウムが多く、ナトリウムが全く含まれていないので、
血圧が高い方、塩分を取りすぎの方にもお勧めです。

苺に含まれているアントシアンという赤い色素成分はポリフェノールの一種で、
発癌を抑制する作用が期待できます。

苺には、フィセチンというフラボノイドの一種が含まれています。
フラボノイドは、強い抗酸化作用を持つポリフェノールの代表的な物質です。
フィセチンは脳の海馬に達し、長期記憶を高める情報伝達経路を刺激し、
記憶増強物質として働く作用がある事が分かっています。
フィセチンには、糖尿病合併症を抑制する作用もあると言われています。

苺に含まれているプロトカテク酸という成分には、発癌を抑える働きがあります。

苺の酸味成分であるメチルサリチル酸には、頭痛や神経痛を和らげる働きがあります。

苺には、水溶性食物繊維ペクチンの含有量も多いです。
ペクチンは、整腸作用を促進したり、コレステロールを排出したり、
糖分の吸収速度を緩和したりする働きがあります。

苺に含まれているリンゴ酸には、歯の表面の着色を浮かび上がらせる性質があるのだそうです。
苺と重曹を組み合わせる事により、歯のステインを除去するクリーナーになるそうです。
しかし、あまり磨きすぎるとエナメル質を傷つけてしまう恐れがあるので、
一週間に一度くらいがいいそうです。

苺には、虫歯予防効果のあるキシリトールが含まれています。
キシリトールはミュータンス菌が取り込んでも分解する事ができないため発酵せず、
虫歯の原因となる酸が作られません。
ミュータンス菌は分解する事のできないキシリトールをどんどん取り込むので、
疲弊してしまい活動が低下します。
長期間キシリトールを摂取し続けると、ミュータンス菌の繁殖力が弱まっていくため、
さらに酸が生産されにくくなり、虫歯になりにくくなります。

苺の品種

  • とちおとめ
  • あまおう
  • ひのしずく
  • 紅ほっぺ
  • さちのか
  • さがほのか
  • やよいひめ
  • あすかルビー
  • ゆめのか
  • 越後姫
  • さぬき姫
  • ももいちご
  • とよのか
  • 女峰
  • 章姫
  • もういっこ
  • 初恋の香り
  • いばらキッス
  • アイベリー
  • ダイアモンドベリー
  • サマーティアラ
  • ロイヤルクイーン

苺の薬効

  • 美肌効果
  • 風邪予防
  • 頭痛予防
  • 貧血予防
  • 高血圧予防
  • 動脈硬化予防

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Posted by iPhone at 08:59 | Comment(12) | TrackBack(07) |

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